専業主夫的 家族経営

~家族を経営するという考え方~

2009年 古代からのメッセージ インディアン・ロックアート

アーチーズ国立公園基点の街モアブ。


なにげなーく寄ったビジターセンターで、この街の近くに古代インディアンが残したロックアート(岩絵)がある事を知った。

大自然に雄弁に物語ってもらった後に、古代インディアンが残したささやきに耳を傾けるとはなんとも素敵ではないか。

 

出発予定をずらし、気持ちいい天気の中自転車にまたがった。

川沿いのこんな道をのんびり進む。

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ロックアート・・・。正直そこまで期待しているわけではなかった。なんてったって何千年も前の岩絵だ。洞窟とかの中ならともかく、吹きさらしの崖では風化してしまい、きっともう専門家でないと見分けがつかないレベルなんだろうと。

ふと前方にこんな看板が見えた。

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んで、ぱっと横を見て驚いた。

 

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・・・めっちゃ鮮明。

 

しかもこれ

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・・・めっちゃ近づける。
日本だったら柵が出来て、ガラスのケースに入れられてしまっているだろう

もちろんタッチ厳禁。近づけるのは嬉しいけど、これはほったらかし過ぎなんじゃ・・・
多くはないけど、やっぱり落書きもある。日本語がなかったのがせめてもの救いだ。

 

ささやきなんてとんでもない。ここでも実に雄弁に物語ってくれた。
これから書く文章は、あくまで僕が勝手に感じたイメージです。事実とは異なるかもしれないのであしからず。

 

まず前半は動物の絵が多く登場し、それを矢で射抜く人が描かれる

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きっとこの砂漠地帯で狩猟をするのは、並大抵のことではない。
これ俺狩りました。みたいな感じだろう。

 

大きい獲物(肉食獣?)には複数人で弓矢を放っている。どれだけ大きいかと表したく周りに、ビックホーンシープが描かれている。

 

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いくらなんでもそんなに大きくねぇだろ!どんだけ誇張してんだ(笑)
いやいやきっと激しい戦闘だったに違いない

 

そしてこれ。僕にはなにやら楽しそうに見える。

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人が多く描かれているが、部族の違いを表しているのだろう。塊ごとに違うスタイルをしている。ここにも動物は登場するが、狩られている様子はない。家畜にする事を覚えたのだ。

平和な時代だったのだろう。崖の上に登り、悠々と見下ろす人がいる。たぶん登ったことが嬉しく絵を残したのだろう。

俺登りました。みたいな

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ところが、この先の絵で事態は一変する

 

 

初めて武器が描かれた。槍と盾。しかも隣には頭の形が違う部族が。狩猟ではない。

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そう、戦争だ。

今度は動物は家畜から、戦争の道具として扱われ、逃げ惑う人々。

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大きく書かれているのがリーダーなのだろう。周りの人たちが必死に戦っている様がわかる。

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・・・ここでロックアートが終わっていた。いやもっと探せばあるのかもしれないけど、僕はロックアートを書いた部族が負けたんだと結論づけた。


今までのバックパックの旅では必ず、ガイドブックを片手にその絵の意味を読み解きながら進んできた。
だけど今回はなんの情報もなしにとっこんだ。岩絵はほかにも沢山あったので、これが真実とは限らない。でも僕とってこれが真実で、濃厚な時代背景を語ってもらった。

何千年の時を越えて僕は確かにメッセージを受け取った。

 

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