それは井戸さんがメルカドで何故か間違えられ沢山のライムを買ってきたことから始まった・・・
その日からありとあらゆる料理にライムをかける井戸さん。それを僕はお裾分けしてもらっていた。ある日ラーメンにいれたらめちゃうまでその日からライムを常備して運んでいる
ちなみに行動時の昼飯はほぼラーメンだ。銘柄はマルちゃんとか日清なので、クオリティはそこそこ。が、さすが飽きる。北米では好んでバターを入れていた。風味とコクがましてうまい。寒かったのでカロリーは大歓迎だった。
だけど、今はくそ暑い。だけどラーメンしか食べるものがない。
そこでライム。この酸味が暑い中でのラーメンを爽やかなものに変えてくれる。
このライム。メキシコ料理では定番で、食堂、屋台のテーブルには大抵置いてあり、タコス・スープにはもちろんチップス、ビール、果物にまでメキシコ人はライムを搾る。
始めは、この酸味が料理の味を邪魔をするなにものでもなかった。酸味がきつ過ぎて素材の味を潰してしまうと。
ただ、メキシコ人がライムを搾って食べるなら、僕はそれを真似をする。郷に入っては郷に従えだ。
これが不思議なものでだんだんと慣れてくる。さらに日にちがたつとライムがないと寂しいくらいになる。
これは、タイのパクチー、ベトナムのハーブ、インドのマサラ。と同じ状況だった。
始めはうまくない。だんだん慣れてくる。最後ははまる。
ライムは暑いメキシコならではの食べ物だろう。暑いくせにさっぱりとした料理が少ないメキシカン。ライムは欠かせないアクセントになってくる
そして今日もライムを搾る