最近夜は寿司だの韓国料理だので豪華だから、今日はソーメンでも作るかなぁ
「ご飯食べました?」
「いや、まだだけど」
「じゃマリアッチ行きません?」
・・・うっ。
「となるとやっぱりカフェ・デ・タクバ?」
「そうです」
物凄く行きたい。みんなと楽しく食事してマリアッチの演奏を楽しむなんて素敵じゃないか。でも・・・
《心の中》
断るんだー!カフェ・デ・タクバって言ったら老舗料理屋で一食200ペソは下らねぇぞ。
お前は貧乏旅行者じゃねーか!!毎日宿代より高い飯をばかばか食ってどーすんだよ!!!しかもお前の財布には残り400ペソしか入ってないじゃねーか!?
さぁ岳よ。今日は寂しくソーメンを啜りますって言うんだ。
「いっ・・・。行きたい。うん。俺もすっごく行きたい!!」
あぁ。俺の馬鹿。
いやいやいや。誘いを断ってまで節約するしても旅はつまらん
連日連夜の豪遊。こうなりゃ望む所だ
ただ問題は、400ペソで足りるかどうか・・・
井戸さんと服部君は既にご飯を食べてしまっていたので、ユウキさんと、マイちゃんと3人で出かけた。
料理も雰囲気もマリアッチも申し分ない。楽しい時間で本当に来てよかった。
お会計チップ含めて300ペソ(2100円)。ほっ。
そうそうマリアッチとは、メキシコを代表する楽団の様式で、様々な楽器を用い複数人で演奏しながら歌ってくれる楽団
実は今日の日中はソチミルコというアステカ時代の湖の面影を残す水路に出掛けていた。
のんびりと凄くいい時間が流れ船に揺られる。
そこの名物としてマリアッチの演奏隊が船に横付けして歌ってくれる。
ただチップ代が高かったからその時は諦めて、他の船で演奏しているマリアッチに耳を傾けた。
そのマリアッチの演奏が聴けてよかった。
僕等の為に「川の流れのように」メキシコバージョンを歌ってくれました。
Mexico