タカハウスに着くなり、服部くんにこう言われた。
「一緒にティカルへ行きませんか?」
ティカル。
日本ではあまり知られていないが、マヤ文明最大にして、最高の遺跡として、中米のハイライトとして確固たる地域を築いている。
僕がこの遺跡を知ったのが、石田ゆうすけさんの自転車旅行記「行かずに死ねるか」
彼はこのティカルが世界で1番よかったと綴っている。
僕にとってまだ自転者旅行が夢物語だった頃、そんな場所があるなら絶対行ってみたいと熱くなった。
僕は服部くんの申しを受け、ティカルへ一緒に行く事にした。
石田さんは走って行ったらしいが、僕は当然バスを使う。笑
いや、こっからではルートが違いすぎるんです
丁度服部くんと決めた出発日に井戸さんが滑り込んできたので、巻き込んで一緒に行く事にした。
あっ、ちなみに服部くんはメキシコで会ったバックパッカー。お馴染み井戸さんはサイクリスト仲間。
そんなこんなで、スペイン語に本気になると言った手前なんなんですが、一週間程授業を休んで、自転車と荷物を宿に置きバックパッカーの旅の始まりです。
チキンバスとかやってられないんで、ツアーバス。
当然割高だが、サスペンションってこんなに違うんだって驚く程の乗り心地。
と言っても、日本で見たら最低ランクのバスだけど。
チキンバスが酷すぎるんだ。
5時間後、中継地点のグアテマラシティに到着し、グアテマラ最高のランクの2階だけバスでここから9時間の移動。
バックパッカー時代は交通費の節約は必須だけど、今の僕らはバス移動の体力がなさすぎる。ここは当然リッチに移動。
それでもバス移動は疲れるなぁ
明朝、ティカル観光の基地となるフローレスへ到着。
湖に浮かぶ綺麗な街だ
男3人で湖の見えるお洒落な安宿にチェックイン。
男3人で湖の見えるお洒落なカフェて朝食。
男3人で街を・・・
もういいか。
この島は全てツーリスティックだけど、島から出れば即座にグアテマラスタンダード。
それにしてもアホみたいに暑い。
当然こうなるよね
夕方ちょっと散歩。
日が落ちてちょっとは涼しくなるとおもいきや、風がないから蒸し暑い
じゃ
夜もこうなるよね。