この日、僕は一ヶ月の授業が終わりその足ですぐチキンバスに飛び乗った。
自転者旅を始める前に、のんびり出来るともっぱら評判のアティトラン湖湖畔のサンペドロでバケーションを過ごしたくなったのだ
友達が滞在中のホテルにに投宿し、翌日から散策を開始した。
この町は小さくてすぐ回れそうだったので、涼しい朝のうちに湖畔を散歩しよう。
フレッシュジュースの朝食
町外れには湖で洗濯や体を洗う風景がみられるが、10分も歩くと道が終わり岩場になってしまった。
引き返そうかとも思ったけど、なんか行けるとこまで行ってみたくなった。
サンダルでもギリ超えられ程度の岩場超えると、葦が生い茂りまた雰囲気も異なる。
湖畔の町を抜け
湖畔の散歩が何故かこんな道を通り、
誰もいないプライベートビーチみたいな浜辺を抜ける
湖畔には畑が多い。湖の水を利用してるのだ。
道は草むらに地元の人が通った轍のみ。
完全にローカルな世界だ。
人も愛想がいい。
オラ~!
ペラペラペラペラ~。
あ゛っ
やべぇ・・・
言ってる事解る・・・。
もちろん全部じゃないけど、内容なんとなく解る。
一ヶ月の勉強は無駄じゃなかったんだなぁ。と改めて実感。
しばらくおっちゃんと話してたら舟に乗ってみるかい?みたいな流れになり、
こうなった。
おっちゃんはもっと沖へ行っていいぞと言ったが、
無理!
完全にローカルな木の舟。公園にある様なボートとは全く違い安定感は皆無だ。
まぁ要は慣れなんだけど、よくもあんな舟で沖で漁を出来るもんだ
ちょっとでも会話が出来ることが、なによりも嬉しかった。
さらに先へ進みボートで帰ろうかと思ったけど、町がなく断念。来た道を引き返した。
昼飯後、サンペドロの町をふらついた。
で2日目にして思った。
なんか飽きたな・・・笑
敗因はいろいろあった。
この町は30分もあれば見て周れるちいさな村だ。
のんびりするのはちょうどいい。だけど、気合を入れて一週間のんびりしようと思って来たのが失敗だった。
不意に惹かれてのんびりしてしまう、なにもない村などはよくあるけど、気合を入れて来た為、早々に飽きてしまった。
友達との別れは名残おしかったが、そう思ってしまったら仕方ない。
別れを告げ、湖の対岸の町パナハッチェルへと向かうことにした
その町には、日本人経営の温泉旅館があるらしい。
温泉旅館♪
行くしかないでしょ~