サンミゲルの町を抜け、11時過ぎに国境のエルアマティージョへ着いた。
出入国のブースは隣接しており、流れ作業で行われる。
ホンジュラス入国手数料3ドル。レシート発行だけでスタンプなし。ちなみにエルサルも出国スタンプなし。
両替も済まし、国境の橋を越えて
第6カ国目。ホンジュラス入国。
このホンジュラス。非常にのんびりした所だった。
ほとんどの人が僕を見つけると、声を掛け手を振ってくれる。
亜熱帯特有の木々に、牧草地帯。緑が非常に青々していて、生き生きとしている。
乾季から雨季になり、待ち焦がれた雨が降った。
今では、この国には緑しかないんじゃないかってくらいに、どこを見ても緑に覆い尽くされているが、乾季は荒涼とした、乾燥した荒野になるらしい。
信じられん。
雨季だ雨季だと憂いていたけど、実は今が一番いい季節なのかもしれない。
赤い瓦屋根の造りはまるで沖縄にいるみたい。
感動した!!
それにしても本当に人が気さくだ。すっごい遠くや、後ろからも声が掛かる。
女の子からも、向こうから声を掛けてくれる。
おっさんの感想で悪いけど、
そりゃやっぱだいぶ違うよ。笑
よし、じゃここで昼飯。
おっ?
おぉ?
なんかすげぇゾロゾロ来た・・・
声や手を振ってくれる彼等だけど、いざ面と向かうと恥ずかしいのだろう。着かず離れづの、一定の距離を保ちひたすらに僕を見ている。
地図にも載ってない彼等の集落の近くだったのだ。
そりゃ珍しいだろう。こんな所で、こんな自転車で、髭面のアジア人がラーメン啜ってんだから。
なにか問いかけて来る訳でも、物やお金ををねだるでもない。
ただひたすら食い入るように
見つめられる。
ラーメン食いづらい・・・
でも観光客に全くすれていない子供達のリアクションは可愛かった。
本当はホンジュラスは2泊して抜けるつもりだったけど、両替した手持ちのレンピーラが残り僅かだったので、2日目にそそくさと走りきった。
南端をちょろっと通過しただけだったけど、気持ちのいい国でした。
一日目。
San Migel (エルサルバドル)- Jicaro Galan (ホンジュラス) 101キロ
二日目。
Jicaro Galan (ホンジュラス) - Somotilla(ニカラグア) 97キロ