さて出発。今日は120キロ先のサン・イシドロまで行きます。
コスタリカは本当に自転車乗ってる人が多い
ぱっと見るだけでも、20万・30万の自転車なんてザラだ。やっぱり他の中米とは一味違う。
現在標高1400m。もうそこまで標高は上げないと思ってたら
うん。完全に山だねぇ。
ビックリするほど上っていきます。
アジサイ。ちょっと終わりかけ
タンポポ!!
ノスタルジックな標識。
メキシコから下ってきたパンアメリカンハイウェイ。ずっと1号の表記だったけど、サンホセ以南は2号になりました。
標高2100m地点
ガスって来た・・・
この10分後雨にやられる。
その時一台の車が止まった。
雨の中山道を自転車で走ってる僕を不憫に思ったのだろう
「この先ずっと上りだから乗っていきなさい」とやさしく声をかけてくれた
ずっと上り・・・?
一瞬この言葉に引っかかったけど、
「どうもありがとう。でも大丈夫です」
と丁重にお断り。
うん。そもそも楽をする為に自転車で旅をしてる訳じゃない。峠を苦労して越えてこそ観える景色があるのだ
とは言え・・・
景色どころじゃねぇし!!これ
・・・・。
やっぱ乗っけてもらえばよかったかなぁ
2500m地点
うげっ。なんじゃこりゃ
ほとんど間髪入れずに上り。視界悪すぎ。
止まると瞬時に汗が冷えて寒い。
こんな日はどうしてもホテルに泊まりたいけど、当然山奥過ぎる。
標高2960m地点
5時前雨をしのげる所はないけど、野宿出来そうな場所があった
うぅ。いつ以来だろう。雨の日の野宿なんて
これは野宿というよりビバークか。こりゃ。
辛うじて着替えや寝袋が濡れてないだけ救われる。着替えて寝袋に包まったらご飯を作るのもトイレに行くのも雨が降ってるのでパス。
雨に濡れるくらいなら、お菓子を食って寝たほうがマシ。と思うと不思議とあまりお腹は減らない。
あぁ。やっぱ乗っけてもらえば・・・笑
Cartago - Cartago先62キロ地点 野宿 62キロ
~~翌日~~
こんなとこでした。
朝から無情の雨。着替えて出るが、速攻濡れるこの悲しさ
上り、上り、上り・・・
標高3210m
気づけばこの旅の最高到達地点。なんもなかったけど、どうやらここが峠らしい
地獄に仏
レストランがありました
こんな感じでハチドリを見ながら食事が出来ます。
オアシスかここは
寒さで手の感覚が無くなる。雨の為ブレーキが利かない。ガスで視界が無い。
なんてこった。この中米で寒さに震えるとは
上りも上りだったけど、下りも本当に延々下りだった。
目指していたサン・イシドロは標高700mの町だった。この蒸し暑さにホッとする。
以外にそこそこの町でホテルも結構あるようだったけど、20ドルの綺麗な広々ホテルにチェックインした。
大体安宿が1000円前後だから20ドルは高い。
でもいいのです。
雨の野宿で疲れた心を癒すにはこれくらいの部屋の広さが必要なのです。
レンズ湿気で曇ってます。
ほらね。笑
荷物乾燥中。別に強盗にあったんじゃありません。
しかもこのホテル。
プールつき
まさか朝寒さに震えてたのに、午後にプールにダイブしてるとは思わなかった。
いやぁ。綺麗で快適。これで20ドルなら全然いい
あぁ。やっぱ自分で走ってよかったぁ
山奥 - San Isidro 54キロ