以前質問を募集した時に、旅を考えてくれている人が結構いるということが解ったので、これからは、走った国の情報、印象をざっくばらんに書いていこうと思う。
ただあんまり詳しくは調べていない。あくまで僕の感じた印象主体なのであしあらず
コロンビア編
【走行距離】
1607キロ
【日数】
32日間 (2010年7月22日 ~ 8月23日)
【ルート】
パンアメリカンハイウェイ(国道25号線)
一部工事中を除き舗装路。一部悪い所はあるけど、概ね問題なし
【出入国】
ツーリストカード、手数料、賄賂共になし。
ヨットでコロンビア入国時は船長のハンスにパスポートを預けて、一日後に受け取った。
ハンスは信用の出来る人物だったので丸投げしたけど、適当な船長に当たってしまったらパスポートの受け取り場所や時間をよく確認しておくこと
【治安】
かつては南米最悪の治安と恐れられていたコロンビアだけど、全く問題なかった。
問題ないというか、安全な印象しかない。
聞いてた話によるとカリ以南はゲリラがまだ出没するので、危ないと聞いていたけど、これもそんな雰囲気は全くなかった。
とは言えゲリラが多いと言われる日曜日の走行はカリ以南はしなかった。
【宿】
大体小さい町20~30キロ間隔でありホテル、オスペダヘがあるので全く心配要らない。
国道沿いにもあるから見つけやすいけど、コロンビアの町は雰囲気があるところがおおいので、時間があればセントロに入って探すが面白くて好きだった。
料金は平均10000ペソ前後(約500円)
2人でシェアしたのでもうちょっと抑えられたけど。
都市部のホステルなどは15000~20000ペソ程する。
ドミのくせにちょっと高いけど、キッチン、ネットがあり綺麗で快適なところが多かった。
【野宿】
上記の通り宿がどこにでもあるので、一度も野宿はしていない。
するつもりもなかったのであまり見ていないけど、あまり野宿をしやすい印象はない
【食事、食堂】
食堂に入ると、鳥か、牛かみたいなメインを選ぶのみ。
スープと肉、豆、ご飯、サラダのプレートが出てきて、ボリュームもあり、味も悪くない。
が、本当にバリエーションが少ないので、飽きる。
あまり無いけど、お勧めはレングア(牛タン)
3000~7000ペソくらい(約150円~350円くらい)
食堂も宿と一緒でどこにでもあるから自炊をしないでもいけるけど、飽きるのでラーメンを食べたり、ホステルでしっかり作って食べていた
チャリダーの主食(?)のインスタントラーメンは都市部にしか置いてなかったので、見つけたらがっつり買っておこう
【道路表記】
南米の道路表記は北米とは違い、街の端までの距離を表示してある。(北米は中心地)
その為大都市などでは表記+20キロくらい走ることもあるので注意
【水】
南米を北上してきた光さん曰く
「アンデスの水道水は飲めますよ。僕も2回お腹壊しただけなんで」
・・・。それは飲めないってことなんじゃ。笑
と思ってたけど、結局僕等も飲んでいた。でもたまに濁っていたり、藻が混じってたりするので要注意。見極めて飲みましょう。下痢は一度もなし
その他はろ過したり、買ったり。
【インターネット】
都市部以外はネットカフェすら少ない印象。宿は全滅だった。
都市部ですら少なかったかな。
なので事前にネットありのホステルを調べて利用していた。
【平均出費】
一日20000~30000ペソ(約1000円~1500円)
こんな感じです。
歩き方は3都市しかないけど、見所が多いからロンプラを持ってのんびり廻るのがお勧め
今回のコロンビアは割と走ったほうだと思う。カルタヘナを出発してからは丸々走ってない日は7日しかなかった。
中米から入ってくると、カルタヘナか首都ボゴタに入るのが一般的。
地図はカルタヘナでコロンビアの地図なら買えるが、南米全図簡単なものしかなかった。
僕等は北上してきた光さんに詳しいコロンビアの距離&標高入りの地図を貰ったので大分楽だった。
カリ←メデジン
カリ→イピアレス
アンデスの登り始めが一番きつかった。海からの湿った風に突き刺す日差し。永遠の上りとひどい斜度。標高が低かったのにめっちゃ喘いだ。
こんなん絶対無理だと思ってたけど、後半は3000m越えだろうが、一日2000mアップだろうがあまりしんどいと思わなくなってきた。様は慣れだろう。
アンデスに入ってからブログに標高を記載している。
200m以下のアップダウンは書いてないので実際は細かなアップダウンを入れるともっと上っている。
時計の高度計なので数十メートルの誤差はあり。
美人の産地はカリという話だったけど、僕は俄然パスト、ポパヤンをお勧めする。
自転車旅では特にコロンビアはお勧めする。
とてもいい国で大好きになった。