キト観光を終え、一日完全OFF日を作ってから6泊7日でキトを脱出した。
ここからは心さんとは別れ、一人になる。
ここからもほぼ一緒のルートなんだけど、元々コロンビアを一緒に走ろうという約束だったので、ここで一度別れることにした。
パナマから約1ヵ月半。僕も一年以上自転車旅をしてきたけど、やっぱり心さんから学ぶ事は多かったし、なにより楽しかった。
この一ヵ月半が加わったことにより、心さんの旅の歴史上僕が一番心さんと一緒に旅した人物になったらしい。
出発前の準備期間では一番参考にさせてもらった会った事のない、僕にとってはネット上の人だったのに、まさか一番長く旅した人物になるとは思ってもみなかった。
そんじゃまた。ありがとうございました~~~
誰かと一緒に自転車で走るのが、めちゃめちゃ好き。
友達と一緒にバックパックでお出掛けするのが、すっごい好き。
自転車に乗らずだらだらと過ごす日々が、たまらなく好き。
今回のキトでは全部出来た
こういう時間を大切に出来る自転車一人旅はやっぱり素敵なんだと思う。
一人で走る時間。これも好きなんだよな
とはいえ・・・
なんか緊張すんなぁ。ひとり笑
こっちで道あってんのかなぁ。どきどき
それでもキトは意外に抜けやすく、郊外に出れた。
一人なのでいつ休憩しても、何時に昼飯にしてもいいんだけど、なんとなくメシを食う場所を決めかねていつの間にやら1時半。
いかにペアラン中は心さんに決めてもらったかわかる。笑
いや、違うんだ。雨が降りそうでレストランを探してたけど、なかったんだよぅ。笑
でもようやく一軒峠の途中のレストランを発見!!
看板は出てないけど、結構賑わってるご様子。
これは隠れた名店ってやつですな
そんで、出てきたのがこれ。
たぶんアメリカで出てきたら、
「これだからアメリカ人は・・・」って
ため息まじりでがっかりするだろうけど、ここはジャガイモ原産のアンデス。
これが本当に美味しい。エクアドルに入ってジャガイモが本当に美味しくなった
こんなフライドポテトも、
こんなちっちゃいイモも。ものすごくうまい
心さん曰く、その昔インカ帝国を制圧したスペイン人が、本国にジャガイモを持ち帰る際にでかくて形のいいものばかり選んで持って帰った。それが今日日本を始め世界に広まっているジャガイモである。
ところが、インカの人々はこう言ったという
「なんであいつらは、あんなまずいイモばかり持って帰るんだろう・・・」
確かにスーパーや市場に行くと沢山の種類のイモが転がっており、料理によって使い分けている。
イモを知り尽くしてるインディヘナの作るイモ料理は、もうそれだけで贅沢品だ。
うまいイモ。アンデスにはごろごろ転がっている。
昼食後、この旅の最高地点に到達
3390m
ここからはゆるくて気持ちいい下りを走る。
すんでの所で雨にやられたけど、無事ラタクンガに到着
422日目 Latacunga 92キロ
標高2750m→2670m→3390m→2700m
~~翌日~~
昨日の最高到達地点をあっさりクリア
ってかまさかここまで上るとは思わなかった。やっぱり途中のモチャの街で止めておけばよかった
でもこの3400mの尾根道は左右牧草地帯ですっごく気持ちよかった。
初。素リャマ
こんな標高高いのに菜の花って咲くんだなぁ。
いや本当に菜の花かわからんけど
そこからは、2700mまで下りなんとかリオバンバに到着。
走行距離105キロ。上った標高約1500m。
1500mも上ったに日105キロも走るのはいささかやり過ぎた。
キトから3日で着くつもりが結局2日で着いてしまった。
疲れた~
でこのリオバンバ。特に観光地ってわけじゃらしいけど、歩き方も3ページを割いてるくらいだから、なんかしらはあるだろう。街次第では連泊でもいいかな
4ドルの安宿にチェックインして街をふらつく
ピザ屋があったから入ってみる
おっちゃんが一人でいい感じの店を構えている
生地から作ってくれる
でかい~~~!!!うまそ~~~~!!!!
本当はセットメニューもあって安かったんだけど、疲れた時こそ食べたいのをガッツリ食べたかった。(当然ハワイアンじゃありません。心さんへの個人文。笑)
でも、このサイズでビール付けて5ドルは安いと思う。
(エクアドル一食平均約2~3ドル)
幸せすぎる。
かなりお腹いっぱいになりながら
ケーキに手が伸びる
だって疲れたんだもん。
423日目 Riobanba 105キロ
標高2700m→2290m→3470m→2700m