Macaraの町外れにひっそりと国境はあった
簡単なツーリストカードを記入して出国スタンプを貰う。
国境の橋を渡り、、、
12カ国目。ペルー入国だ~~~!!!!
こちらのイミグレでも簡単な入国カードを記入してスタンプを貰う。
さて。
エクアドルとペルーとの国境の両替商は電卓に細工をして旅行者を騙すらしい。
そうはいくかってんだ。
こっちは情報ノートでそのカラクリを把握済みなんだよ。
よっしゃ。こ~~~~~い。
・・・。
・・・・・。
あれ?
ちょっと~~。ここに騙しやすそうな旅行者いますよ~~~~。
彼ペルーのソル必要そうですよ~~~~~
あれ?
おかしい。全然両替の声が掛かんない。
いやこれはきっと向こうの駆け引きに違いない。
あぁ町出ちゃった
上等だぁ。そっちがその気なら、無一文で走ってやんよ。
食料も水も、沢山あるし遅くても明日の昼には大きい町に出る計算だ
・・・・。
あぁ、やっぱり自分から声掛ければよかったかなぁ。
国境独特のさばさばした空気は全くなく、めっちゃのどかな所だった
あれ?
でかぁ
道路の真ん中に堂々と佇んでいる。かっこいい
でもまさか、この写真が生前最後の写真になるなんて・・・
いまでも思い出すと胸が痛くなる。
しばらく凹んだけど、そんな気持ちをよそに気持ちのいい道路が続く。
目の前に山が無い!!そんなことにいちいち感動
のどかな田園地帯を進む
と、気がついた。
平坦なのにめっちゃスピード出てる。
凄い。全然疲れない。
重たいギアをガンガン踏んでる足は乳酸が溜まる気配すらなく、こんなに激しく足を回してるのに、全然呼吸が荒れない。ノリのいい曲を掛けて大声で歌っても荒れない。
凄い凄い凄い
これがアンデスの賜物。高地トレーニングって本当に効果あったんだ
いつもはしつこく追いかけてくる番犬たちを、一瞬にして置き去りにする
マリオでスターを取った時のようだ
無敵。
俺。無敵。
本当は90キロ地点の町までにするつもりだったけど、無敵すぎて130キロ地点のスジャーナまでやってきた。
セントロでようやく銀行発見。ソルGet
バイタクがめっちゃ走り、人がわんさか出てて、物凄い喧騒だ。
昼間は暑いけど、激しく乾燥してるので、日が沈むと涼しい。
それにしてもすごい喧騒だ。
437日目 Macara(エクアドル) - Sullana(ペルー) 134キロ
標高470m→65m