砂漠を抜けようやくリマに到着した
本当であればセントロの宿に泊まった方がなにかと便利なんだけど、実はリマにある日本人宿で荷物を受け取る手筈になっているので、郊外にある江田インBBに向かった
この江田イン。
値段が少々高いのと、郊外にあるので、あまり長期旅行者は利用しない。
集まってくるのは短期から中期の旅行者がほとんどだ。
自転車で旅行していると告げると、本当に驚かれる。
長期の旅行者この頃会っていないので、凄く新鮮で面白い。
こんな超可愛い子猫ちゃん達が居た。
ペコ。
実はオーナーの枝光さんとは地元がめちゃめちゃ近く、ローカルトークで盛り上がった。ちなみに鴨宮。
江田インに泊まっている日本人はダラダラ過ごすことなく観光に出かける。
僕もリマの初日にある場所へ行った。
「今日どこ行ってきたんですか?」と僕
「えっと、新市街に行って公園行って、博物館行って、旧市街歩いてきました!!物凄く歩きましたよ」と中期旅行者
「えっ、じゃ岳さんはどこに行ってきたんですか?」
「うんと、日秘文化会館でマンガ読みふけってた」
「はいはい。で、それから?」
「あっ、いや。終わりです。午前中から閉館の6時までずっとマンガを・・・」
「あっ、へ~~~。マンガですかぁ」
キラキラした中期旅行者ならではのリアクションを観るのも好きだった。
次の日、セントロの宿に美紗ちゃんがいると言うので移った。
そんで聞いてみた。
「リマに着いてから何してた?」
「えっと、その辺ちょっとブラブラして、中華街で食べ歩きしただけ。全然街は観てないよ」
それでこそ長期旅行者。笑
「がっくんは?」
「俺は日秘文化会館でずっとマンガ読んでた」
「はははっ、いいねぇ」
リマの街でろくに観光せずに、中華街の街で食べ歩いたり、マンガ読んだり。
長期旅行者には、他の人からみたら「もったいない!!日本でも出来るじゃん!!」
と思われる行動をしばしばとる。
でも日本でも出来る事を海外で出来るって凄い貴重なのだ。
でもでも、リアルに日秘文化会館は凄かった。
ペルーの日系人に日本に触れる機会をと作られたらしい。
それくらいペルーでは日本からの移民者が多く、当然日系人も多い。
後日触れる日系人の食堂や、前大統領のフジモリさんもそうだけど、この地位の確立には
相当の移民された方の努力が必要だっただろう。
ロビーはこんなに綺麗
日本庭園
なんやかんや
そしてほら!!
ほらほら
ほらほらほら~~~~!!!!
この図書館の9割が日本語の本だ。マンガの量も半端じゃない。
すごくない!?ここペルーだよ!?
そりゃ読むでしょう!!
どんな観光地より価値あるでしょう!!!
午前中からマンガを読みあさって
ちょっと堕落したニート生活の雰囲気を楽しむべく
お昼にマック行っちゃったりなんかして
そして気がつけば閉館時間の6時までぶっ続けてニート生活を楽しみました。
こんな堕落した日本を楽しめる施設が海外にあるなんて本当に奇跡に近い!!
いろいろもうご馳走様でした
451日目 Chancay20キロ手前の砂漠 - Lima 106キロ
452日目 Lima
453日目 Lima 9キロ