専業主夫的 家族経営

~家族を経営するという考え方~

2010年 第一関門クリア プキオの町へ

翌日、朝もやとご来光を眺める。


寒い空気に、太陽の温かみをしみじみと感じる。

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今日はいよいよ宿のある町プキオに到着する。もう嬉しくってしょうがない。

目的地のクスコは遥か500キロ先だけど、もうゴール目前のようなテンションで、


「町に着いたら、これ食べて、これして~」

と妄想は膨らむ一方だ。

プキオまでは約25キロ

最悪ずっと坂道でも夕方には着けるはずだ。

 

道路の下に町が見える。

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注目して欲しいのは画面中央やや右にある白っぽい塊

あれ、集落だ

断崖絶壁に数件の集落。昨日の夜電気が灯ってたから人も住んでいる。

車が走れる道路など当然無い。人が歩く道ですら頼りない轍がうっすらと延びる程度だ。

すごいなぁ。マチュピチュが出来るわけだ。

 

予想に反して、平坦と下りが多い。

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何故か可愛いアンデスの牛

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放牧地帯

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みぃえぇたぁ~~~!!!

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PUQOIO~~~~!!!

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下り坂が多かったので午前10時に着く快挙

閑散としてるがいいんです。

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町なのに牛が横切ってもいいんです。

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ここで僕等は宿を取り、つかの間の休息でしばしの滞在。

なんつったって5日ぶりの宿にシャワーだ。

この町を出たらまた5日か6日宿無し生活になるので、ゆっくり休む

 

国道は閑散としていたが、この町の2本あるメインストリートは意外に賑わっていた。

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小さいながらアンデスの山奥さを感じる、可愛い町だ。

路上には野菜や果物が溢れ、スーパーこそないにせよ商店で大抵の物はそろう。

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なんかいい感じ。

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こんな感じで近くに住んでいるインディヘナの人たちが、取れた野菜を売りに来る。

 

ステーキ屋さんも見つけた

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至福。絶対うまいと思っていたけど、想像以上のうまさだった

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ここめっちゃお勧めです。

メインストリートのメルカドの近く。この概観が目印。

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この町でハロウィンも迎えた

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夜になると仮装した子供達が練り歩き、

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ハーロウィン!ハーロウィン!!とお菓子をねだる。

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こんな山奥の町で、小さなハロウィンを見れてよかった。

思えば去年のハロウィンはアメリカだったけど、野宿してたから全然体感できなかったもんなぁ

 

 


そして忘れもしないプキオでのある夜のこと・・・

 


僕等はこの日部屋の卓上電熱コイルで野菜スープ作っていた。

野宿で走るとどうしても野菜が不足するからこういうのが嬉しい。

 


だいぶ煮込んで、さて食べようかと思っていた頃・・・

 

 


バチッ

 

 

プシュー

 

 

 

とブレーカーが落ちた。

 

 

 

 

「やべっ。完全に原因うちらだよね・・・」

 

 

 

 

「ブレーカーが落ちただけならいいんだけどね。」

 

 


ドキドキしながら待っていると、数分後パチッと復旧した。

 

 


「良かった~。気をつけないとね」

 

 

なんて話していると、

 

 


なんか焦げ臭くない?

 

 

げっ!!コンセントが焦げてる!!
これやばくない!?完全に死んでるよね・・・

 

 

まぁ仕方ないか。

 

 

・・・ねぇ。部屋全てのコンセントが使えないんだけど。

 

 


嘘!?マジ?本当だね。

どうしよう。こりゃまずいね。

 

 

そのうち部屋の外が騒がしくなった。どうやら死んでるのは僕等の部屋だけではないらしい。

 

 


そしてまた再び停電

 

 


こりゃいよいよまずい。絶対ここが原因だ。

 

 


でまた数分後、明かりが戻る。

 

 


どうする?明日宿移る?それとも正直に言う?
言ってお金を払うのはいいんだけど、明日は日曜日。修理屋はたぶん休みだから月曜以降になる可能性が高い。出発が遅れるのは困る。

 

 

どうする?どうする?しれっと宿替える?

 

 


と三度の停電。ざわつく外。

 

 


今のは完全に焦げたコンセントが火花を散らしショートした

 

 

 


・・・・。

 

 

 

もう駄目だ。言おう。これはさすがに申し訳なさ過ぎる。

 

 

 

ライトを持って駆け回る従業員を呼び止める。

 

 


「問題ありませんよ。すぐ使えるようになるから」

 

 


「いや、違うんだ。ちょっと来てくれないか」

 

 

 

焦げたコンセントを見せると、「あぁ。ここが原因かぁ」

 

 


と特にこうなった原因を追究されることなく、彼は新しいコンセントを持ってきて配線を繋ぎ直し、ブレーカーを上げる。

 

 


頼む!こい!!

 

 


ブゥーン。

 

 

静かにテレビのスタンバイのランプが点いた。

 

 

 


きたーーーーーーー!!!

 

 

無事全てのコンセントが蘇った。

 

 

あぁ。よかったぁ

 

 


本当に安心した。あんちゃんありがとう

 

 

 

海外の電化製品はこれだから怖い。危うく火事になる所だった。

 

 

 


従業員の手馴れた対応からしても、こういうのは一度や二度じゃない気がする。

 

 

 


それにしても

 

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よかったぁ

 

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480日目 134キロ地点 - Puquio (156キロ地点) 22キロ
     標高 3260m → 3400m → 3115m

481日目 ~ 482日目 Puquio

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