目的地のクスコまでは20キロ
美紗ちゃんはクスコからバックパッカーに戻るため、2人で走るラストラン
どうでもいいけどこの街の、このパン屋の
このアップルパイ激ウマです。
町を抜ける。雨の心配はなさそう。
しばらくはこんな気持ちのいい平坦な道を噛み締めながら走る
途中で見つけたバンジージャンプ
下にマットも無いのにめっちゃ高くから飛び降りる。恐怖
ひゃ~~~
ちょっと小高い山を越えると・・・
リマから37日目、1174キロ。上った標高1万キロ以上
砂漠とアンデス山脈を越え
目指し続けたこの名前・・・
クスコォォォォォォォッッッッッッッッッッッッッ
到着だーーーーーーーー!!!!!!!
やったーーーーーー!!!!!
めちゃめちゃ嬉しかった。
美紗ちゃんは本当に本当に本当によく頑張ったと思う。
リマでは、実際完走出来る可能性は半分くらいだと思ってた。
いや、普通無理だって。いきなりアンデスを越えるなんて。
まぁ楽勝楽勝って連れて来たのは僕ですが・・・笑
とにかく自称運動音痴でマラソンが最も嫌いな女の子(本人談)が、世界でも有数の難所であるアンデスを越えてクスコへたどり着いた
入城。
この先小高い丘を越えた先の盆地がクスコの市街地だ
みーえーてーきーたーーーーー
この山奥の小さい盆地に広がる都市がかつて南米を広範囲にわたって支配したインカ帝国の首都
すげぇ・・・
走ってきたからわかる
こんな山奥の小国が、あのアンデスを跨ぎ南米を支配してたなんて信じられない
坂道を下り市街地へ入っていく
セントロは久しぶりの石畳で走りにくかったけど、可愛らしい街だ
アルマス広場到着(街の中心にある公園)
思えば遠くに来たもんだ
ここから日本人宿の八幡を目指す
聞いてた話によると、激坂の途中にあるらしい
もんのすげぇ急坂。当然押して歩く
大変だけど、めっちゃ可愛い。この街
で、ちょっと迷ってようやく八幡の前の道を発見。
・・・・。
ちょ・・・。階段なんっすけど・・・
・・・・。
上げる・・・?
階段といっても段差が広いのでなんとか上れそうな階段だ
だけど、重装備の自転車を抱えて果たして・・・
そこからは、今までの工程で一番きつかったんじゃないかと思うくらい大変な思いをしてなんとか八幡へ到着。
ゴーーーール!!!!!
最終目的地。 『八幡』
この地をもって、美紗ちゃんは自転車を降りて再びバックパッカーに戻る。
本当によく頑張った
彼女にとって、自転車旅がいい経験になっていてくれると嬉しい。
現在ネットがないという理由から、日本人が疎らな『八幡』
だけど独特の居心地の良さが漂っていた。
シャワーを浴びて、昼飯を食べに行って
夜はお決まりの、自炊
ずっとキッチンがなかったからもう嬉しくて嬉しくて
この日はなんだったかな。確か親子丼
当然ビールにラムに
美紗ちゃんのゴール祝い
宿のみんなの祝福をうけて、気づけばラムがスッカラカン。
美紗ちゃん。
お疲れ様でした。
おめでとう!!!
496日目 Izcucaca - Cusso 28キロ
標高 3235m → 3500 → 3350m