美紗ちゃんチャリダー続行とこれからの南米走行に関しての追記(ちょっと真面目)
リマで誘った時はクスコまで一緒に走ろうと約束して始まった自転車旅行。
彼女にとって楽しいことばかりじゃなかったと思います。
実際クスコに着いてからは、貸してた装備を返してもらい共有で買っていた品々を半分に分けるなど、バックパッカーに向けての準備を着々と進めていた。
そんな美紗ちゃんがマチュピチュから帰ってくると、自転車を続けようかなと迷い中と聞いた。
クスコからマチュピチュへの道中。美紗ちゃんは周りを心配させるほどの酷い車酔いにあった。もちろんそれもあるだろうけど、途中の綺麗な景色を見ながら
「自転車で走ったら気持ちいいだろうなぁ」と思ったらしい。
その迷ってる時間が数日続いた。
正直辛い事も楽しいことも知ってる分リマで自転車旅を始める時よりも悩んでいたと思う。
その先に貰った『行く』と言う答え。
めちゃめちゃ嬉しかった。
ブログ中でも書いてた通り、アンデスは美紗ちゃんにとって過酷なものだった。もちろん物凄い綺麗な景色の中を走れたけど、
楽しんでくれいているのか。自転車に誘ったけどそれでよかったのか。という不安もあった。
でもゴールと決めたクスコ。その先に行くという答え
自転車旅を楽しんでいてくれていたというなによりの答えだ。
これにより、僕の南米完全走行の縦断はかなり厳しいものになる。
というか不可能になる。
既に雨期に捕まってるし、ウシュアイアの走行可能時期もたぶん二人で走ると間に合わない。
でもそれでいい。
急いでろくに観光できないなら、むしろのんびり観光地を周って、間に合わないところはバスや電車を使うルートに切り替える
これに関してはいろいろな意見があると思うけど、ご了承頂きたい。
観光地を周るだけが旅じゃない。
楽しめなきゃ旅じゃない。
何年後。もしかすると南米を完全に走らなかった事を後悔するかもしれない。
でも、今を楽しめない旅をしたくない。
今楽しい
僕はそれでいいと思ってる。
ちょっと真面目な追記でした。
話はクスコ出発の朝から
大抵長期滞在の後の出発は後ろ髪引かれる思いをするんだけど、今日はみんな一緒なので嬉しくてしかたない
階段と激坂で本当に自転車泣かせのリッチでネットも使えない八幡だったけど、めちゃめちゃ居心地良かった。
さていよいよ出発
なんかこんな絵いい。物凄く贅沢だ
クスコ郊外に出るまで多少車は多いけど、リマなんかに比べれば大分まし。
それにクスコからしばらくは緩い下り坂らしい
アズミちゃん初ラン
クスコ郊外に出る
線路沿いの気持ちいい道だ
この標識の・・・
こいつなにやってんだ?笑
直訳すると「神秘主義者の旅行者」?いや全然意味わからん
本当に穏やかな下り坂。まさに初日の走行にぴったりだ
旅っていいなぁって思える瞬間
ここからはちょっと上り坂だったけど、普段運動しているというアズミちゃんだけあって非常に高いポテンシャルを発揮。
初日とは思えない走りっぷり
おっ、なんだこれ?
インカ時代の水道橋らしい。
そしてウルコスの町へ
セントロで宿をとり、初日の走行終了
お疲れさまでした
511日目 Cusco - Urcos 48キロ