僕等はここオルーロから列車を使って塩湖のあるウユニまで移動する。
(公共の交通機関の使用は以前のブログで触れたとおりです)
中南米の列車が悉く廃線になっているのにも関わらず、ここ南米の最貧国であるボリビアは数少ない手頃な値段で列車に乗れる国だ
まぁ海外じゃ当たり前だけど、日本のように毎日あるわけじゃなく週何便と決まっている。
その為、オルーロに一泊して列車に乗り込む段取りだ
オルーロもたいして見所があるわけじゃないけど、こんな風景は面白かった
中南米のどこにでもありそうな野外マーケット。屋台が軒を連ね人が溢れる
見えますか?画面奥。
なんか来たんっすけど。笑
パパーーーー!!!
え~~~~!!!!列車来た~~~~!!!
そうこのマーケットの中央に線路はあった。ただその上にも屋台がめっちゃあったからとっくに廃線になってるものかと思ってたけど・・・
すげ~~~~~!!!!
線路のギリギリで商売をやってるのは珍しくないけど、ここまで線路上に屋台があるのは始めてみた。
ギリギリ
列車が去った後は、何事もなかったかのようにまた屋台が線路上に並ぶ
ボリビア名物サルテーニャ
小麦粉の生地の中に肉やジャガイモや玉ねぎ、卵などが入り肉汁たっぷり。
このおばちゃんのサルテーニャめちゃうまでした
そして一日待って列車当日。
チケットは3日前に購入済み。その時に1時間前に来てと言われたので来てみたが既にこの有様
全席指定の列車だけど、荷物を預けるのにこれだけの長蛇の列が出来ている
え?これ本当に自転車積めるの・・・?
不安にかられながら待っていると、おっちゃんが
「自転車はこっちの列じゃなくて、あっちだ」
というので行ってみると確かにそうだった
が!!
「今日は荷物が多いから明日だ」
・・・って オイ!!
そんなん絶対無理。なんとか頼み込んで今日のに載せてもらえる事になったけど
「荷物はさっきの列に並べ」
・・・って オイ!!
荷物って言ったって2人で9個も荷物があんだぞ。自転車なしで俺等にこれを全てもってけと!?
文句を言って自転車を載せてもらえなかったら困るので、仕方なくピストンで運んで並んでいると
「今日は時間がないから終わり~~~~~」って扉をバタン
・・・って オーーーーーイ!!
どうすんのよ!?この荷物。全部客車に詰め込めと!?
仕方ない。迷ってる暇は無い。ボリだから時間通りに出発するとは考えにくいけど、もう時間がない
と、待ってましたとリアカー引きのおっちゃんが現れ、5ボリで運んでやるという
即決。中に運んでもらう
てっきり僕等の客車に向かうのかと思いきや、おっちゃんは僕等の客車を聞かずに真っ直ぐに最後部へ向かった
と、そこが貨物車になっており自分で直接積み込むらしい。なるほど
9個のバックは多すぎると文句を言われながらも、なんとか積み込み終了
自転車が本当に積まれてるのか不安を残しつつ、ウユニへむけ列車は出発
綺麗な風景の中を列車は進む。が、すぐ飽きた
やっぱり自転車は凄いと思う
7時間後の午後10時半。ウユニに到着
自分の荷物を探す群衆
僕等も荷物・自転車共に無事ウユニへ到着。
あ~。よかった
557日目 Oruro 標高 3645m
558日目 Uyuni 323キロ 列車移動
標高 3570m