なんか夜にテントにパラパラと雨じゃない音がするなぁと思ってたら
雪だったんかい!!
すっかり雪化粧しちまった
でもこれはこれでかなりいい感じ。紅葉と雪か・・・
とか思ってたら、結構積もってて完全に雪景色
背の低い松がルートに覆いかぶさるように生えてるから、ご覧の通り雪まみれ
一面雪だけど、幸い風がないので思ってるより寒くない
遠くに氷河が
あれはフィッツロイか・・・?ガスっててよくわからん
湖を2つ越えて、沢にあるキャンプ場に荷物だけ置いて、空身でアタック
沢から一気に上り、フィッツロイが最も綺麗に見れると言われるポイントを目指す
後ろを振り返ると、雲は相変わらずだけど視界は開けてきた。
今までガスで見えなかったけど、これはひょっとしたらひょっとするかも
そしてビューポイントへ。湖畔越しの神々しいフィッツロイが・・・
みえねぇ・・・。
てかフィッツロイどっちにあんの?
それ以前に湖すら見えないんすけど・・・
仕方ない。しばらく待つか。
20分後。
おっ、湖が見えてきた。ってことはフィッツロイは正面か!?
こい!!もうちょい!!!
おっ
おおおっ
おおおおおっ
おおおおおおおおおおおおおおおーーーーーー!!!!!。
同じく天気待ちをしていたトレッカー達から歓声があがる
本当にすごい。人の手では決して造りうる事の出来ない圧倒的な迫力
世界はなんて綺麗なんだろう。
この山は観れて本当によかった。
奇跡の晴れ間だった。全容をみれた時間、僅か5分。それだけに感動もひとしおだった。
その後、こうなり、
そしてあっという間に見えなくなった。
実はこのポイントで藤さん達に出会った。みんなこのつかの間の奇跡に魅了されて、記念撮影してない!と気づいた時はフィッツロイは既に霧の中だった。
みんな興奮冷めやらぬうちに下山。僕は本当は夕方のバスでカラファテに戻るつもりだったけど、のんびりみんなと下山して、下のエルチャンテンで泊まる事にした。
標高を下げると、晴れてきて再び紅葉が楽しめた
遠くからでもフィッツロイが見える
そして暗くなるギリギリにエルチャルテンに到着
着いた時は全然わからなかったけど、村からでもフィッツロイが見える。
パタゴニアのロゴに言われてみれば似てる。
奇跡の晴れ間とか言ってたのに、ここからくっきりハッキリ見えちゃってます。笑
夜はみんなでミートソースパスタ。で、酒盛り。
すっごく良かったフィッツロイトレッキング。
648日目 El Charten