1520年大西洋を南下していたマゼランは断崖の上にいくつもの火を見つけた。
その火はここに住んでいた先住民の松明だったと言われるが、風の強い不毛の大地に燃える火を不思議に思ったマゼランは、ここを
Tierra Del fuego(ティエラ デル フエゴ)= 火の大地
と名づける。</span>
地球の歩き方より。
なるほど、納得。
ウシュアイアのある島がフエゴ島(火の島)と呼ばれているのは知っていたけど、何故ここが火の島なんだろうと、ずっと不思議に思ってた。
なかなか粋な名前を付けるじゃねぇの。マゼラン。
ちなみにパタゴニアの由来もマゼランが先住民のグアナコの毛皮をつけた大きな足を見て
Pata=足 Gon=大きい
でそれがパタゴニアの語源になったと言われている。
ちなみにちなみに、マゼラン海峡を経て太平洋に出たマゼランは深刻な食料不足に襲われる。
太平洋もマゼランネーミング。
穏やかだったから平和な海と名づけた。
やっと、ついた有人の島(グアムだったとされる)で住民を殺し、食料を強奪した。
しかし、住民の返り討ちにあったマゼランはこの島を焼き討ちをかけ
ラドロネス諸島(泥棒列島)となずけた。
おいおい。そりゃどっちが・・・笑
南米で数々の名前をつけてきたマゼラン。特に粋な心の持ち主というよりもそのまま言ったら定着しちゃったみたいな感じか。
さて、前置きが長くなりました。
いい加減フェリーに乗り込みましょう
プンタアレーナスを毎日朝9時の出航。
セントロから約6キロ。予約なしでも、問題なく乗れます。
てか前売りなんてないかも。
5100ペソ(1000円ちょっと)思ってたよりリーズナブル
荷物をつけたまま、フェリー内へ
2時間半の船旅。
潮の流れが速く、強風吹くわ、暗礁多いわで難所と言われるマゼラン海峡だけど、海峡だけに大波が来ないのでフェリーは至って静かに航行する
なんかこう。マゼラン海峡をフェリーで渡るってだけでも興奮する。
そしていよいよ
最終ステージのフエゴ島が見えてきた
あっ、あっ、知らない人のために
世界最南端の町のあるウシュアイアは南米大陸と陸続きではなく、九州をひと回り大きくしたくらいの島にある。
その為、正確には南米大陸最南端ではないけど、一般的にフエゴ島も南米大陸の一部にみなされる為、ウシュアイアが最南端の町とみなされる。
ちなみに、ウシュアイアの更に南にあるチリ領の島のプエルトウイリアムスという、元は軍事施設しかなかった所に人が住み、今は小さな村になっている。
が、
最南端はウシュアイアという認識は変わらない常識となっている。
663日目 Tierra Del Fueo