南米も残す所あと100キロ
この頃日照時間がビックリするくらい短くなった。9時過ぎにようやく日が昇る。
しかもこんな緯度だから、真っ直ぐには上らず斜めに昇る為、オレンジの光が長く差し込み綺麗な景色を楽しめる
前方に見えるのがアンデス山脈。
ウシュアイアの手前には最後のアンデス山脈が横たわる。コロンビアから始まったアンデス越えの日々。
こんなところにまで伸びていたなんて、南米を走るまで全然知らなかった。
それにしても天気がいい。
ずっとパンパだったので山の風景が綺麗でしかたない
5000m近い標高の峠を誇ったアンデス山脈だけど、ここでは
795m
1時間近くの上りであっという間の峠越え
南米とアンデス山脈は切ってもきれない関係だ。
この山脈から色んな事を教わった。
厳しさ、苦しさ、美しさ、楽しさ。
最後に教えてくれたのは圧倒的な優しさだった。
ありがとう。アンデス山脈
峠の向こうは西側になり、この時期日が当たりづらいので雪がちょっと残っていたけど凍結はしていないので問題なく走れた。
そして、ウシュアイア30キロ手前で最後の野宿のために森林の中にテントを張った。
まさかあんな状態になるとは知る由もなく・・・
669日目 Tolhuinから74キロ地点 74キロ 標高 795m→530m