なんかそんな予感はしてたけど・・・
朝起きて、テントのジッパーを開けたら関西人でもないのに
なんでやねーーーーん!!!
って思わず言っちゃうよね。笑
ここまで積もってると逆に笑える。
ちなみにこれでも掘り起こした
国道までラッセル
さて行きますか?ウシュアイアまでのラストラン
正直凄い。吹雪いて来てもう真っ白。何回も転ぶ。
北米で何度も体験した大雪の中の走行
自転車旅を始めたばっかりで、必至に走った。
その時の体験があるから、今しっかりと走れている
人は体験する事で強くなる
チャリダーは走る事によって強くなる。
雪・雨・風・雷・雹・山・谷・川・・・
正直、一年10ヶ月かけてアラスカから走ってきたと言う時間的実感はない。
だけど、叩きつけたれる様々な困難にぶち当たる度に
あん時の、状況に比べれば可愛いもんだと思える
自分自身の体に刻み付けられた記憶は、確実に1年10ヶ月の月日を物語っている。
本当に、アラスカから走ってきたんだ・・・
ウシュアイア手前標高を下げた道は、ようやくアスファルトが顔を出す。
カーブを曲がり、坂を下りた先に目指し続けた町の入口があった
普通に生活をしてたらこの地の地名を人は一度も口にしないなんて事もあるかもしれない
南米大陸最南端にして、世界の最南端の町。ウシュアイア
何度口も口にした。
アラスカの空港で不安を必至に抑えながらも、集まる人に
『ウシュアイアに行くんだ』と
驚く人、信じられないと言う顔の人。
だけど、アラスカからウシュアイアに行くなんて言ってる僕が一番信じられなかった。
自転車世界一周は『夢』とかいう大仰なものではない。
でも、この町に着くことは何度も夢見た
ウシュアイア!
到着っ
だーーーーーーーーーー!!!!!!
やった、やった、やったーーーーーーーーー
最後は大雪の中でのゴール。
達成感と嬉しさ。走ってきて良かったと心から思える瞬間だった。
ウシュアイアの市街を目指し、
看板で写真。
実はウシュアイアの先に20キロほど言った所に道路の終わりがある。チャリダーのゴール地点と認識されている碑もそこにある
本当は今日一気に行こうと思ってたけど、雪で時間がかかった為今日はセントロで一泊して、明日本当の最南端を目指します。
670日目 Ushuaia 36キロ 標高180m