ウシュアイアで知り合った仲間達がひとり、またひとりと出て行き、最後に残ったユウキ君の出発日に合わせてバスのチケットを押さえた
最後の地ウシュアイアを歩くのもこれが最後。
特に感傷もなく淡々と歩いていた。
出発日。朝5時の早朝バスに乗り込み、ウシュアイアを後にする。
すぐ爆睡して、日が昇り、チリに入り、バスはマゼラン海峡に止まっているフェリーに20分遅れで滑り込んだ。
バスを降りて、フェリーから小さくなるフエゴ島を眺めてたら、泣けてきた。
まるで出来のいい映画のエンドロールを見てるようだった
この2年間、ずっとこの島を目指してきたから。
こんなに世界が楽しいとは思わなかったから、
こんなに出会いが美しいとは思わなかったから、
自転車を漕ぐ事で、
この島を目指すことで、
体感できた事だから、
この素晴らしいの映画の終わりがまじまじと見えてしまうのが、たまらなく寂しかった
そして終わってしまう寂しさと同時に、胸いっぱいに感謝や満足感に溢れた
ウシュアイアに辿り着いて、思ったことが一個ある。
2万6千キロ走った。確かにアメリカ大陸チャリの旅はこれにて終了。
でも、まだまだ走れる大陸がゴロゴロしてることが嬉しくてたまらなかった
これで終わりじゃない。
まだまだ走るぞー!!地球ーーーーーー!!!!
でも、その前に南米バックパッカー旅のはじまりはじまり。笑