ホテル内山田で朝食バイキングをたらふく楽しんで、一路シウダーデルエステへ向かう。
ただ、シウダーデルエステには直接行かずに途中にある日本人の移民地であるイグアス居住地へ向かう
観光地ではないイグアス居住地への直通バスはない。
シウダーデルエステ行きのバスに乗り、途中で降ろしてもらわなければならない。
その手がかりは、ただひとつ
41キロ地点にある。ただそれだけ。笑
この海外では心細すぎる、情報を頼りに後は完全にドライバーのさじ加減1つにかかってしまう。
ノスタルジックな日本に浸れると多くの旅人にお勧めされたイグアス居住地。
でも、その反面ドライバーに忘れ去られ涙を呑む旅人も多い。
誰でもトトロに出会えるわけではない。つまりそうゆうことだ。
バスターミナルでシウダーデルエステ行きのバス会社へ行き、バスの販売員から、乗務員、ドライバーとにかく乗るバスに関わる全ての人間に
41キロ地点で降ろしてくれ!!
と告げる。
2階建てバスが来た瞬間嫌な予感がした。
2階建てバスは僕等が座る2階席と運転席が完全に隔離されているのだ。
だから乗務員が2階にやってくる度に、
41キロはまだか!?
と何度も念を押す。乗務員も半ばウンザリした感じで
まだだ。わかってるから、心配するな。
と。しつこいくらいに確認した。
かつて僕はメキシコで奇跡のローカルバス3往復の経験から、途中下車の手は信用してないことにしている
だけど、今回はさすがにこれだけ確認したら大丈夫だろう。と思っていた矢先しおりちゃんが
あれ?今41キロのでっかい看板あったけど・・・
いや、まさかそんなわけ無いと思うけど・・・
とりあえず、確認してくるわ。
下に降りて、ドライバーの運転席に乗り込む。
ちょ、ねぇ。41キロ地点はよ!?
41キロ地点!?さっき過ぎたぜ?
・・・・。
いやいやいや。
ふざけんな!!過ぎたじゃねぇだろ。過ぎたじゃ!?
お前に何度も言ったろうがぁ
俺等は41キロ地点で降りるってぇ!!!!
更に運転席に乗り込み、ドライバーに詰めより
あんたにも言ったよな。41キロで降ろしてくれって
なに、思いっきりスルーしてんだよーーーー。
うがーーーー
全員に告げてたからさすがに、すまん。
みたいな空気になって急停車。
って、こんな所で降ろさせてどーする~~~~~~!!!!!!
と、ドライバーは反対車線を走ってきた、ローカルバスを捕まえお金を渡してくれ
こいつらを41キロ地点で降ろしてやってくれ。と
粘りの勝利。まさかメキシコと同じ状況に陥るとは
乗務員にお礼を告げ、今度こそ41キロ地点へ向かう
で、苦労の末ようやく
なんともいい感じ。
イグアス居住地にあるペンション園田に到着。
いや、無事ついてよかったぁ