6月26日はリオのカーニバルと肩を並べる南米3大祭りのひとつ
ペルーのクスコで行われる、インカ帝国の復活祭
アルゼンチンから一緒に旅をしているシオリちゃんの当初の予定にはこのインティライミはバッチリ入っていた。
しかしながら、6月26日僕等が居たのは、インカではなかった。
この日インティライミをおちょくるかの様に、サンパウロで違う世界最大のパレードが開かれた。
しおりちゃん。南米3大祭りであるインティライミを蹴って
世界最大のゲイパレードを見学。笑
世界最大の祭りなのに前日まで、つうか当日のそんな告知文は一切見かけなかった。
(テレビではやってたようだけど)
サンパウロでバイト中のショウコちゃんに連絡を取り、MSAPというサンパウロ美術館の前で集合しようという事になった。
はっきりいってゲイパレードを舐めていた僕等は、そんなアバウトな集合場所でも難なく再会出来ると思っていた。
MASPの地下鉄を一歩降りたら物凄いウーハーの聞いた重低音が胸を突いた。
おっ、こりゃ割と盛り上がってんじゃね
階段を上り地上に出ると
盛り上がってるどころの騒ぎじゃねぇ~~~
つうかMSAPの前がココイチの混雑具合なんですけど・・・
でも、行くっきゃ
もう、日本のラッシュの通勤電車の如くの人口密集度
っちょ・・・
この密集度で、ゲイパレードって危険じゃね!?むしろ俺・・・笑
無理~~~~~~~~!!!!
ちょっと一旦退避退避~
ふう。
ちょっとたんま
さっきはいきなりであせちゃったけど、一般人も多いし危険な感じはなさそうだ。
よし。もう一回とっこもう。
・・・やっぱすげぇ密集度。
MSAPの入口があそこにみえるけど、これはとてもじゃないけど行けない。
仕方ないからここで見学しよう
そして1時半にボルテージが最高潮になり、みんな腕を上げ歌い跳ねる
こっちもつられて跳ねる
無数の風船が上がり、ようやくパレードが動き出した。
物凄いデカイスピーカーからノリノリの音楽が流れてゲイ・レズ・おかま・ニューハーフ・仮装した人たち。その他もろもろの人たちが、踊り練り歩く
特にこうでなくてはいけないというルールはないらしい。
筋肉モリモリのマッチョマンが居たり、
きれいな男姉さんが居たり
仮装した人が居たり
どうみても、冗談としか思えない女装してる人や、男同士でキスをする群集
なにやら親しげな女の子同士
おっぱい丸出しで踊る男女性
風船だと思ってたらコンドームだったり、
こんな可愛いTシャツ着ちゃったり、
雨まじりだったけど、虹が綺麗に咲き乱れてたり
そりゃハイテンション、ノリノリで進んでく。見てるだけでもめっちゃ面白い
結局全ての台車が通過したのは2時間たってからだ。これからこの2時間の長いパレードはセントロへ向かっていくらしい
楽しかったなぁ。ゲイパレード
この日いつもは青い電波等も虹色の電飾になっていた