ラパスの街角で偶然再会したネギ君がこんな事を言っていた。
今、凄い雪でアタカマ越え出来ませんよ!!
アタカマ越えとはウユニ塩湖から道なき道を走り、アタカマ砂漠を走りぬけチリのサンペドロ・デ・アタカマに抜けると言う、ボリビアの、というか南米のマチュピチュに並ぶハイライトとなっている。
げっ!?そうなの!?
乾季のこの時期にしかも砂漠で雪が降るなんて想定外だった。
あっ、でもそのおかげで今ウユニは鏡張りです。
!?
マジで~~~~~~~~~~~!!!!!!
そう。ウユニ塩湖には2つの顔がある。
僕が半年前に走ったのは一面真っ白の乾季。
これが、雨季になるとそこに雨が溜まり数cmの水が張る。その水は空を映し出し全てを反射されるのでこう呼ばれる。
鏡張りと。
だけど、先ほど書いたとおり今はド乾季。
鏡張りなんて普通考えられない。
それもそのはず、ウユニ塩湖に積もるくらいの大雪が降ったのは
実に27年振りのことらしい。
その雪が解けて湖面に水が張る数週間。乾季の時期に鏡張りが出来上がる。
その奇跡的な確率で見れた鏡張りは、3600mの乾季の高地のどこまでも澄み切った青空を映し出し、
空と地上の線を曖昧にして
それは本当に空を歩いてるような感覚だった。
本当に綺麗で綺麗で綺麗で
感動でちょっと泣けて
くるはずもなく、みんな超ハイテンションでハシャギまくった。
おりゃ~~~
ビシッ!!
うお~。映る~~。
さって今日のお宿はっと
本当に凄い。てか27年振りって。笑
先に鏡張りを伝えた所で朝から振り返ります。
やはり直接ツアー会社に確認した所、アタカマ越えは雪のため出来ないとの事だったので1泊2日のツアーに申し込んだ。
ジープにはポトシから行動している僕等4人と、40日で南米を周る優しい先輩系の純さん。それに吉武夫妻の7人の日本人で構成された。
日本人がよく利用する穂高岳旅行社で申し込んだらこんな感じで日本人だらけになる。
穂高に関しては賛否両論あったけど、なんら問題なくかなり楽しいツアーとなった。
半年前に走ったコルゲーションの酷いオフロードもランクルなら何もないかのような快適な乗り心地で、ウユニ塩湖を目指す。
入口近くの採塩場でも水が張ってのっけからみんなでハシャギまくる。
魚の島というサボテンいっぱいの島で昼ごはん。
前にも採取したけど、ウユニの塩めっちゃうまい
魚の島を楽しんだ後、
水が張っている所に行くよと鏡張りのポイントに連れて行ってもらった。
後数日でなくなるこの奇跡の鏡張りをみんなではしゃぎまくり楽しんだ。
1泊2日の僕等のツアーはウユニ塩湖のど真ん中にある、塩のホテルに泊まる。
吉武夫妻とはここでお別れ。ありがとうございました
みんなで、夕日を眺め、
なおなおハシャギ
日暮れからの半端じゃない寒さに恐怖を覚えたりして、笑
塩のホテルでキャンドルで食事ってか、もはや山小屋のような感じだったけど、
みんなが居たから当然楽しかった。一人では来たくないな。ここは
その後満天の星空をみんなで楽しんだ
明日はトリック写真を撮るよ~