もっと気軽にアウトドア

自転車で世界一周した父が、家族のために気軽なアウトドアに奔走します。

2011年 2日目 イースター島サイクリング日和

さてイースター観光2日目。

天気もいいし自転車を借りて、一周約50キロ強のモアイ巡りのサイクリングへ出掛ける。

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別に国際免許がなく車が借りれなかった訳じゃない。


あくまで気持ち良さそうだからのチャリチョイスだ。・・・そうさ。別に・・・笑


レンタサイクル&レンタカー屋は村の至る所で借りる事が出来る。

 

レンタサイクル一日約20ドル。

 

でも、本当に気持ちいい

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さて、自転車こぎこぎまずここへやってきた


アフ・ハンガ・ティエ

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ここでは8対のモアイが全て倒されている。

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実はイースター島のモアイは島の部族同士の争いによって一度全て倒されている。

その為現在立っているモアイは後に起こされたものだが、大多数は倒れたままそのまま放置されている。

 


では、なぜかつて宇宙人説も飛び交うほど、大変な思いをして作り崇拝したモアイを倒したのか?

 


かつてこの島は豊かな土壌をもち、作物が豊富な島だった。
やがて人々はアフと呼ばれる神聖な台座(お墓)の上にその部族の象徴(先祖?)であるモアイを立てた。

初めは1~2mと小さかったモアイだが、時を経ることに巨大化。

その巨大なモアイを運ぶ為に森の木という木を切り倒した。

それが引き金となり、豊かな土壌は流れ落ち土地はみるみる痩せていった。

膨れ上がった人口を支えるだけの作物が取れず、やがてそれは部族間の戦争へと突入していった。

敵対する部族の象徴であり力が宿ると考えられていたモアイを倒す事によって、士気の低下を狙ったのだそうな。

実際、モアイの目に力が宿るの考えられていたので、島のモアイはほとんどうつ伏せのまま倒されている。

 

映像や写真ではたった綺麗なモアイが紹介されるのがほとんどだ。立っているモアイももちろんいい。

 

 

でも、この倒れてるモアイに背負ってる歴史の重みを感じ、とても惹かれた。

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モアイの被ってるプカオと呼ばれる帽子(髷?)も転がっている

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巨大だ。


ちなみにモアイとプカオは石の色が違う。これは別々の山から切り出されもってきた。

モアイにいったってはこっから約40キロほど運ばれてきた。

実際そのデカさを目の当たりにすると本当に驚き、不思議に思う

 


アフ・アカハンガ

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ここでもモアイは倒れている。

頭も無残。ちなみにめっちゃデカイ

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ぽつんと小さいモアイが仰向けで倒れている。

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これは島民以外が島からこのモアイを持ち出そうとして、止めたものらしい。

こんな感じで多くのモアイが持ち出されてしまったらしい

 


運搬途中で放置されたモアイ。

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後期のモアイはとても大きい


見えてきたモアイ製造工場。ラノ・ララク

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中央緑の所にある小さなポツポツが全てモアイ。島のモアイは全てここで切り出されそして運ばれた。

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こんな感じで斜面にモアイが立ってる

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ここは本当に面白かった。
わざと作ったモアイのテーマパークみたい。

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ちなみにこーんな感じに

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切り出した後

穴の中に入れて背中を仕上げた。

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なので、ここにあるモアイは半分くらい埋まってる。

 

これは以前ホールズのCMに使われてたモアイ。

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雑誌などにも度々登場する有名モアイだから、僕等にとってこの状態のがモアイという印象が強い。

 


でも、本当はこんなんなってる

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ちなみに目はまだ掘られていない。でもやっぱこっちの方が見慣れてる

 

珍しい正座してるモアイ

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後ろ足が可愛い

髷といい、正座といい日本と共通点が意外に多い


すげぇいっぱい居る

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切り出し途中で放置されたモアイ。行程がよくわかる

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島最大。21Mのモアイ

ちなみに製作途中

ここはすごい面白かった

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そしてやってきました。15体のモアイが並ぶ

 

 

 

 

 

アフ・トンガリ

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ちなみに日本のクレーン会社が起こしたらしい。

 

この景色は本当に壮観

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顔認識する。笑

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モアイは本当にいい被写体だ

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ちなみにチャリで疲れたので面白写真はなし


石の笛。遠くの人との連絡に使われていたという説

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でも、容易には出ない

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で、アナケアビーチ

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ここのモアイは砂に埋もれてたから、綺麗に今に残る

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でも逆光。

でもモアイはシルエットが素敵

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わかりずらいけど、ふんどし

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本当に日本と共通点がある


数少ないイースター島のビーチ

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最後はすっごい綺麗な夕日を見て

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一日終了

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今日は野菜たっぷりカレー

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雨季なのに本当に毎日天気がいい♪

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