今回から東欧編の始まりです。
厳密に言えば、これからの走行地域は南ヨーロッパに含まれますが、本ブログでは旅人の感覚で西と東で分けております。あしからず。
(ちなみにスペインとイタリアも厳密に言えば南ヨーロッパ)
スロベニアの首都リュブリャナを出て2日目の午前中にクロアチアのボーダーへ着いた
相変わらず天気はどんよりとした曇り空が続いている
スロベニアのガソリンスタンドの定番になったコーヒーとパン休憩。
1ユーロで買える温もり
気のいい係員と話しながら、クロアチアでスタンプを貰い久しぶりの国境越えが嬉しく写真を撮った。
それでも基本イミグレは写真NGなので、気を使って建物が写らない様にこんな風にシャッターを切ったら、係員が手招きしてきた。
あっ、しまった。やっぱりダメだったか。
ごめんね。撮っちゃダメだった?と言う前に
私も一緒に写っていい?。と。
ユルッ!!笑
んで、こうなりました。笑
いいですねぇ。この緩さが。
それにしても完全に決まってますね。さすがです。
いい緩さがあるなぁと入国早々思った。するとやっぱり車からの応援がここへ来てめっちゃ増えた。
車からの応援が増えると同時に、犬に吼えられることもやはりここへ来て多くなった。
なんとなく、なんとなくだけど、もうすぐそこまでアジア・中東・アフリカが迫ってきてるんだなぁと感じる。
ここクロアチアで行きたかった場所がここ。
世界遺産にも登録されているプリトヴィツェ湖群国立公園。
ボーダーから一日の距離だけど、広い国立公園をのんびり満喫する為、2日目の午前中に着くように走った。
そして、全ての滝を見れる4~6時間のトレッキングコースを選択し、トレッキング装備を取り出し、お弁当とお菓子を持ってワクワクしながら中へ
ちなみに、ここでユーロからクロアチアのクーナに換金出来きる。入園料110クーナ
結論から先に言うと、ここの国立公園は本当にめちゃくちゃ良かった。
ここプリトヴィツェは落差何十メートル、毎秒何トンというド迫力の滝は一本もない。
広い段々畑の様な台地になっており、そこに静かにいくつもの美しい湖が出来、その湖かから緩やかな落差の滝がいくつも、いくつもある。
それがまた美しいのだ。
特にこの時期紅葉した木々が湖面に映り、遊歩道には黄色い絨毯がひかれていた
それらを観ながら滝と湖を縫うように掛けられた遊歩道を歩くのはたまらなく綺麗だった。
物凄く楽しかった南米のイグアスの滝を水と滝のテーマパークとするならば
ここプリトヴィツェはさしずめ水と滝の美術館の様な国立公園だった。
イグアスとナイアガラがどっちが凄いとか比べられても、イグアスとプリトヴィツェは比べられない全く違う滝の国立公園だった。
遊歩道の下にも水が流れる。
こんな船で湖を渡る
紅葉との具合が本当に綺麗だった
本当に大満足のトレッキングだった。
帰りはこんなバスに乗って戻れる。歩きやすいルートをよく作ってある
帰り際高台をあるき
有名なこの風景がようやく観れた。
どこにあるんだろう?見落としたかな?と思っている矢先だったから嬉しかった。
やっぱ綺麗。
そして大満足のうちに終了。
なんですが、
実はお勧めしたい超超良かった場所がもう1つ。
それは多分バックパッカーの人には行くのが難しいと思われる、国道1号線をプリトヴィツェを目指し南下している途中にある村
RASTOKE村
この村。
プリトヴィツェのような滝の上に村があるんです。
信じられない可愛さだった
村への入口
村の中もこの通り
真夏に来たらたまんねぇだろうなぁ
こんな感じで水を利用しているらしい。
本当に滝と村のマッチングが素敵な所なので、是非是非寄ってみて下さい。
842日目 Ljubljana ~ Novo Mesto 92キロ 標高225m
843日目 Novo Mesto ~ Slunj 110キロ 標高225m→616→255m
844日目 Slunj ~ Korenica 48キロ 標高255m→700→590m