学生の頃バックパックでアジアを周っていた頃イスタンブールの噂はよく聞いた。
ユーラシア縦断系の紀行にも必ず取り上げられる土地であり、
そこではアジアの喧騒とヨーロッパ華やかさがが混ざり合い
一種独特の空気が流れ、独自の街を形成してるという
学生の頃の僕にとってはトルコのイメージはカッパドキアでもパムッカレでもなく
ここイスタンブールだった。
それでもすぐに行きたい!!とかは思わなかった
何故だかはわからない
でも、いつかきっと行くんだろうなぁと漠然と思っていた。
まさかヨーロッパのスペインから、しかも自転車で到着するとは
あの頃の僕には想像も出来ない事だったなぁ
ヨーロッパで無限の広がりをみせ、しかも選び放題・走り放題だった道が
ここイスタンブールで再びひとつに
アジアとヨーロッパの境界線。
イスタンブーーーーーーーッル!!!!!!
到着だ~~~~~~~~~~!!!!!!!!!
やべ~日が暮れる~~~!早く宿行きて~~~~!!
つうか到着と同時にパンクってどういうこと!?笑
とかキヨ君と言いながらいつもみたいにワイワイとした到着になった。
ヨーロッパの終わりと言ってもそれはあくまで人が決めた境界線であり、
「ようやく終わった」みたいな感動は正直あまりなかった。
二人だったからかもって言えるかもしれないけど、たぶん1人でゴールしたらもっと淡々なゴールになっていたんじゃなかろうか
それでも、一通り写真を撮り終えひと段落して海峡の向こうに広がるアジアを眺めると
静かな充実感がふつふつと湧いてきた。
それは多分タバコを吸いながらぼんやりとアジアを眺めているキヨ君も同じはずだったはずだ
やっぱり自転車旅はいい
さぁって、次はどこへ行こうかなぁ
ヨーロッパ編 完。
ヨーロッパ編ご愛読ありがとうございました。
正直ブログのネタ的には南米の方が書きやすい出来事や風景は俄然多かったですが、実際に走るヨーロッパは想像以上に面白い土地でした。
ただ、毎度毎度ブログにあげるネタでもなく大分まとまった更新になってしまい、すみませんでした。
これからの予定は中東・アフリカ走行になると思われますが、現在治安・走行状況など確認中で、いつどこから走るなどはまだまだ未定です。
とりあえず、ヨーロッパを走りきったと言う事で一定の満足感に浸りつつ、しばらくイスタンブールでのんびりして決めようと思います。冬だしね
ではでは