そしてイスタンブール出発時までようやくこぎつけました
タクシーに乗せようと思ったんだけど、自転車が載るようなタクシーがなかなかおらず結局トラムと言う路面電車と地下鉄でえっちらおっちら運んできたらえらく疲れた
ちなみにダンボールはガラタ橋近くの自転車店では有料だったので、捨ててあったダンボールを拝借。
自転車バックはでかい鞄に全て詰め込んだ
毎度毎度と言うか2回目なんだけど、飛行機に自転車ごと載せるのは非常に疲れる作業だ。
飛行機会社はロイヤルヨルダンをチョイス
乗り換え便ならもっと安い航空券はあったけども、自転車があると色々めんどくさいので直通のここにした。
片道航空券でも問題なくチェックイン出来て、超過料金も260トルコリラ(約1万500円)とまぁまぁ許容範囲
最初から最後までヨーロッパ編はサクサク事が運んだなぁ
飛行機は2時間ほど遅れたけど、無事に
31カ国目となる初めての中東編
ヨルダン入国!!
って特にそれっぽい写真もないですが・・・
本当は空港で夜を明かそうかとも思っていたけど、飛行機が同じだった日本人の子とタクシーをシェアしてホステルまで行く事に。
幸い問題なく自転車も詰めるという事だった。
ただし上にだけど。
まぁこの際そんなことは気にしない
アンマンでは久しぶりの喧騒を感じた。
鳴り響くクラクションに、全く読めないアラビア文字。
煌々と明かりがついて活気のある商店。人・ゴミ・車・・・
中東は初めてだったけど、なんだかアジアの雰囲気に似て懐かしささえあった。
僕はアンマンの日本人の常宿になっているマンスールというホステルに投宿した。
到着した翌日に居間で情報ノートに目を通していたら不意に
あれ?ヒルマンじゃない?
一瞬ドキッとした。
ヒルマンとは学生時代のあだ名で、旅先ではほぼ全員が苗字ではなく名前で呼ばれていたからだ。
驚いてばっと顔をあげると、一瞬で幼い頃の面影が見えた。
だけど、まさかと言う思いからその名前を言うのを一瞬躊躇したけど、恐る恐る聞いてみた
まさか・・・。日野ちゃん・・・?
そうだよ。
え~~~~~~~~~~~!!!!!!!
なんでこんな所に居るの~~~~~~~!!!!!!!!!
なんと小・中学校が同じで同じサッカー部だった同じ地元の日野ちゃんだった。
実に中学卒業以来10年以上ぶりの偶然の再会。
しかもそれは地元の駅でもなく、近所のコンビ二でも本屋でもなく、中東のヨルダンの安宿で!!
こんな偶然って本当に起こっていいもんなんだろうか。本当に本当に驚いた
日野ちゃんは僕が自転車旅をしているとは知っていたらしいけど、まさかここで会えるとは思っていなかったらしい。そりゃそうだ。
ちなみに日野ちゃんは年末年始休みの短期旅行。
日野ちゃんは僕の旅を凄い凄いと言ってくれてたけど、しっかり働いて、しっかり休みとって、しっかりその期間に海外に行くというちゃんとした社会人を送っている同級生の行動はなんだか改めて新鮮だった。
ちなみにここマンスールの宿では再会ラッシュで色々な人に再会した。しかも偶然に
エクアドルで会ったヒロ君とも一年半振りに偶然再会した。
居間に日本人が居るなぁと軽く会釈して外に出ようと思って足が止まった。
あれ?ヒロ君?みたいな
ヒロ君と、アイカちゃん
ヒロ君といえば、エクアドルで一緒に温泉に行って散々な目にあった経験を共有している。
幸運な事にここアンマンの近くにも滝の温泉があるという
リベンジ行こうよ!!とノリノリで誘い、宿にいたタイチ君とサチちゃんも誘い5人で一緒に温泉リベンジへと出掛けた。
バス2本と、タクシーを乗り継いでようやくハママートマインという温泉に到着
なんかすげぇいい感じ
入ってみたら温度も丁度良くて、滝の打たせ湯や天然の洞窟サウナもありと本当に満足の内容だった。
疲れを取るというよりも、ハシャギまくって逆になんだか疲れた感は否めないけど。
やっぱみんなで来る温泉はいい!!つうか1人じゃ来れないから本当に良かった
とにかくエクアドルバーニョスの借りは返したぜぃ
さて、この後はヨルダンをチャリで南下しようかと思ってなんとなく入っていたNHKのこんなドキュメントが目に付き観てみる事にした。
「ドキュメントエルサレム」
・・・・。
正直言葉に詰まるくらい衝撃だった。
キリスト・ユダヤ・イスラムと3つの聖地が混在し、
約4000年前から今なお続く民族問題から9・11のテロに至るまで
知ってる内容ではあったけど、こんなに真剣に観て知りたいと思ったのは初めてだった。
意外かもしれないけれど、ドンパチやってるイメージの強いイスラエルだけど、なんら問題なく入る事が出来る。
そして皆一様に口をそろえて言う
イスラエルはめちゃめちゃ楽しかったよ!!
よし!!チャリ復活の前にイスラエル行ってこよう!!
そう思い後編のドキュメントを観てみた
久しぶりに身震いした
ついにこの目で嘆きの壁を見ることが出来るのか。
すげぇ。なんかそれってすげぇ