ジンカでムルシ族を堪能した僕等は、次なるマーケットの地であるコンソへやってきた。
当然ながら早朝バスでやってきた為昼前にはコンソへ辿り着いた。
マーケットがあるのは翌日。さて今日はどうしようかなぁと思っていると
ジンカで出会った日本人の老夫婦の方達が同じ宿に入ってきて、これから車をチャーターしてコンソ族の集落へ行くけど、よかったら一緒に行くかい?と声をかけてくれたので、
喜んで便乗させてもらう。
ガイドやチップ、車代を人数で割るので当然人数が多ければ多いほど負担は少なくてすむ
僕等は4人で行って、ひとり頭260ブルとかだったかな。
まずは歩き方にも載っているニューヨークと呼ばれる侵食によって出来た渓谷地帯へ
はい。
誰がなんと言おうとここがニューヨークです。
削られた岩が無数のビル群にみえるかららしいよ・・・
まぁここはいいとして、面白かったのはここへくる道中だ
アスファルトの幹線道路から未舗装路の道へ入る。しばらくは未舗装路でもミニバスくらいは入れそうな道路だったけど、やがて四駆ではないと入れなそうなガタガタな荒れた道になる。
だけど、その道にはひっきりなしに人が歩いており
その先のちょっとした集落には人が溢れかえっていた。
どんどん先へ進んでも、ちいさな家には子供達が沢山遊んでいたし、本当に多くの人が暮らしていた。
彼らは当然車なんて持っていない。
バスがここに入ってくるかだって怪しい。
だけど、そんな所だけどこ人の多さはどうしたことだろうか
文明に慣れてしまった僕達は、車が容易には入れないところでずっと暮らし続けるなんて想像できない。
だけど、ここの人たちはそれが当たり前。
四区の車なんて当然買えない。バスも入ってこない。だったら歩けばいいのだ。
事実ここに限らず、アフリカの人たちは本当に良く歩いている。
本当によく水汲みの為のポリタンクを背負ってせっせと歩いている。
凄い事だ。
さて、ニューヨークを後にした僕等は、メインであるコンソ族の集落へお邪魔した
立派な石垣が特徴。
集落の周りには3重に石垣が張り巡らされてるんだそうな
とにかく家が可愛らしい
そこでコンソの人々が集まって楽しそうに話しながら何かを飲んでいる
これがチャカと呼ばれる地ビールだ。
ビールというか穀物を醗酵させた少し酸味のある暖かい飲み物だった
家の上にツボが乗ってるのが可愛らしい。特に意味は無いそうだけど
集会の施設的なそんなん。
コーヒーの実。
小さくて可愛らしい集落でなかなか面白かった。
全然知らなくて行ったんだけど、このコンソ族の集落の景観は5ヶ月前に世界遺産に登録されたてのほやほやだとの事だった。
満足して町へもどると、今度は一緒にハニーワインのお店へ連れて行ってもらった
こんなんがあるとは聞いていたから、ずっと飲みたかったのだ。
こんな感じ。
ワインより少し口に広がるアルコールが強く、醗酵していうるので本当に少しだけシュワッとなるような感覚が広がる。
そしてハニーワイン独特の甘みがあり、これはかなり旨い。
そしてこれは完全に危険な飲みやすさだな。笑
お値段なんと一本5ブル。(25円)
地元の人も当然昼から入り浸り、わいわいやっている。
僕等にも当然話しかけてきて、自然と交流が深まるのが安酒場のいい所
気が付けが2時間があっと言う間に経過して、軽く飲むつもりが4本のビンが空いていた。
いや~。楽しかった~
1005日目 Jinka ~ Konso