専業主夫的 家族経営

~家族を経営するという考え方~

2012年 最初で最後のラブレター さようならを決めた日

君と初めて会ったのは3年前の冬の事だったね

 

始めてみる君は少し華奢で、そしてとても綺麗だったのをまるで昨日の事みたいにはっきりと思い出せるよ

 


あれから数え切れない素晴らしい風景を一緒にみたね

 


いろいろな体験を一緒に共有した。

 


一緒の歳月を共に刻んだね。
あの日から僕等はずっと一緒だった。

 


最初に、君が転んだ日はいつだったかな?

 


確かアラスカの北極圏に向かう砂利道だったと思う。

 

 

あれから君は生傷の絶えない体になったね。

 

 

パタゴニアの暴風に何度も押し倒されて、僕は君に八つ当たりしたよね。
あの時は本当にごめんね。

 


出会った当初の輝くような美しさは次第に失われていったけど、

 

 

色が褪せる度、傷がつく度、僕との思い出が増えるようで実は嬉しかったんだ。

 

 


僕はこの3年間ほとんど風邪を引かなかったけど、君は色々と体調を壊したね。

 

 

後ろの細い骨は、何度も折れてその度に交換してたし、足の関節もがたついてそれも2回交換したね。

 

 

さすがに、アメリカでボルトが挟まって首が折れたときはさすがに助からないと思ったよ。

 

 

でも全て君の精神力で乗り切った。

 

 

体の弱い君の為に、僕は考えうれる全てのトラブルを予想して、いつでもどもでもすぐ対応できるように準備していた

 

 

だけど、まさか足が折れるなんて思わなかった。

 


そこまで無理してると気づかなかった。
本当にゴメン

 


君はがんばり屋さんだから、その日のうちには足を直してみせた。

 

 


僕は再び君と一緒に旅できるのが嬉しくて堪らなかったけど、

 

 


痛そうにびっこ引いているのに、いつもと変わらない素振りをみせる君を見て、

 

 


僕は君とさようならを決めたんだ。

 

 

一時帰国を決めるのなんて簡単だった。
いつでもどこでも戻ってこれるし、時間だってまだある。
そしてなにより地球は逃げないから。

 


だけど君とさようならを受け入れるのに、僕は本当に時間がかかった。

 

 

お別れではない。
当然一緒に日本に帰るけど、君と海外を冒険する事はもう二度とないと思うと

 

 

本当に

 

 

本当に悲しかったんだ。

 

 


本当は最後まで一緒に走りたかった。まだまだ知らない経験を君としたかった

 

 


この3年間が僕にとってはかけがえのない時間で、君は僕のパートナーだったから

 

 

 

本当に楽しかったから・・・

 

 


でも君はいつもと変わらずに、笑ってくれると思う。

 

 


だから僕も笑って、最後の最後まで走ろうと思う。

 

 


君は本当に最高のパートナーだったよ

 

 

本当に本当にありがとう!!

 

 


【自転車訪問国】30国。

【総走行距離】34532キロ

【トラブル】
パンク 50回以上

タイヤ交換 7回

ワイヤー交換 4回

消耗品交換 各約3回

スポーク折れ 約10回

BB交換 2回

フロントフォーク曲がり 1回

 

 

読者の皆様へ

Take it easy!! をいつも閲覧いただきましてありがとうございました。

今回自転車のフレーム折れにより、一時帰国させて頂きます。

溶接により今現在問題なく走れていますが、溶接しても強度が上がることはないので、今後に残るタフなアフリカとアジアの走行をとても耐え切れないと判断し、決断させてもらいました。

本ブログは、帰国後もちょいちょい近況などを報告していくつもりですが、再スタートは約1年後になると思われます。

また皆さんに会える日を楽しみにしています。


それでは

昼間 岳

 

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