さて、のんびりとしたムベヤの中心地を出発して、再びカオスな国道まで戻ってきた
更に更に、1時間ほど走りマラウィとの分岐ウヨレに戻ってきた。
今日は正面の山を越えるらしい。と言っても500mくらい上るくらいらしい。
おっ、なんかやってる。
大量の人参洗ってた。確かにこの辺にしては水が綺麗だからなぁ
さて、道は峠道なんですが、
北海道のパッチワークの丘もビックリ。
こんなに綺麗な風景を作り出せるなら、もっと町にも自然を取り込むとか出来るでしょ!?
本気になろうよ!!アフリカ人!!!
まぁ綺麗な風景で、久しぶりに写真を撮りまくりながら、気持ちよく上れた。
やれば出来るじゃん。
日本でこんな風景があったら、あっという間にカメラ小僧たちで有名になるよ。教えてあげたい。
キャベツ。
色んなんの収穫時期でこんなに綺麗なんだろうなぁ
通り過ぎる村も小さくて、なんだか可愛らしい。
人当たりも良かったので、人もパシャパシャ撮らして貰う。
あっ、梅?
梅だよね?これ
写真撮っていいって聞いて、いいよと言って歩いてしまった。
でも後姿なんか粋
めっちゃキャベツ植わってます
いいところだなぁ
アジサイまで咲いている。
季節感がよーわからん
あっという間に峠。2160m
なんだっけこれ?
なんか見たことある気が・・・。芋系?
可愛いなぁしっかし
だいぶ下ったて風景が一変した。
この辺はバナナの木なんだな
今日は本当に風景が綺麗で楽しかったなぁ
目的のトゥクユの町に到着して、快適ゲストハウスに投宿。
ちょっと山間にある小さな町。
女子学生がなんか買っていたので、便乗。
たぶんキャッサバの炭火焼。たぶん
小さいのが100シリング。大きいのが200シリングとの事だったので、大きいのを貰う。
200シリング=12円。安っ
味は甘くないサツマイモ様な素朴な味がする。
塩と、チリをかけて食べる。
素朴なお味で、意外と美味い。
だけど、ナイスボリュームで一本食べるのに物凄い時間と労力を有する。
お腹いっぱい。
翌日なんとなく居心地が良かったので連泊してみた。
余談だけど、
アフリカでもよく「チーナ。チーナ(中国人)」と声がかかる。
それでも中米や南米に比べると少ないし、あまり嫌味な感じもしないので普段は否定せずに手を振ったりする。
でも、言ってやりたい。
確かにアフリカで働く中国人は多いけど、こんな自由旅行が出来る中国人なんてそうそういないし、ましてや中国人の自転車旅行者なんて皆無なんだよって!!
・・・・。
いたーーーーー!!!笑
一目で中国人ってわかって、あまりにビックリして嬉しくて思わず俺も
チーナッ!!チーーーナ―ーーーー!!
って言いそうになった。笑
言いそうになった瞬間、「あっ、こういう事か。」と思った。
アフリカの人たちがアジア人の見分けがつくわけないから、思わず興奮してチーナって叫んじゃうんだろうなぁ。
なんでこんなところにいるんだい?って聞かれたので、
僕もサイクリストなんだよと答えると、あっという間に打ち解けた。
彼はなんと2年かけて、中国からケープタウンを目指しているらしい。
正直日本人や欧米人、たまに韓国人のチャリダーがそれくら走るのはなんら珍しいことじゃないけど、中国人でそんなロングツーリングをしてるなんて聞いたことないし、初めて出会った。
大まかなルートを聞くと大体同じだったので、たぶんどこかでまた出会えるだろう。
いや~、びっくりしたなぁ
その後、町の学校に暇つぶしに行ってみた。
先生と校長先生に挨拶して、
ちょっと見せてくださいと、許可を貰った。
低学年のクラス。
すごくしっかりした学校なんだろうなぁ
みんな制服着てるし
いいもの見せてもらいました。
そういえば、走っているとたまに
グットモーニング!ティチャー!!
と声がかかる。
ティーチャー?と思い面白くて笑いながら走っていたけど、
ここの子供たちも
グットモーニング!ティーチャー!!と言ってくる。
きっと、朝の挨拶で毎日決まって先生にこういう挨拶してるから
グットモーニング!ティーチャー!!が一つの単語だと思っているのだろう
なんか日本にもありそうな光景でほほえましかった。
35日目 Tukuyu 72キロ 1400m
36日目 Tukuyu