トゥクユの町からマラウィの国境までは約40キロの下りだ。
朝のダウンヒルはさすがに寒くてぶるぶる震えたけど、どうせ標高が下がって暑くなると思い、ロンティだけで走行。
あっという間。
思ってたより早く着いたのと、少しタンザニアシリングが余っていたので、国境の町でもう一度朝飯。
コンゴロと呼ばれるスープ。結構メジャー。
骨付き牛肉を炭火で煮込むというか、保温?するので当たりを引くと、めっちゃ美味い。
さてこれが、タンザニア側の国境の町。
車や人でごった返し、両替商が声をかけてくる「ザ・国境の町」
事前情報だと、マラウィは公定レートの他に闇レートが存在するとの事だった。
ただ、数年前に政治を握っていた独裁者が亡くなり、公定レートが改定されほぼ闇と変わらなくなったとこのとだ。
まぁそれでも、両替商から替えた方がレートはいいかもしれない。
だけど、ここの両替商はアフリカ有数のペテン師揃いらしい。
目の前で一緒に札を確認したにも関わらず、受け取った札が少なかったり、
ドルを渡し、「これは両替できない」といちゃもんをつけて、「他のドルはないのか?」と元のドルを返される。それがいつの間にか偽札に変えられてるとか、そんなん。
ただ、ここには公式の両替所があり公式レートで両替できる。
(イミグレのはす向かい)
そもそも、マラウィの通貨がどれくらいの価値かわからなかったけど、両替された金額を見ると、
大体1ドル=400クワチャくらいかな。
さてこれがどうなることやら。
サクッとタンザニアの出国スタンプを貰い、マラウィ側へ
ここでも簡単な入国カードを書いて、ポンッとスタンプ貰う。
ちなみに1か月はNo VisaでOK!! ちなみに韓国人は70ドルらしい。さすが世界最強ジャパニーズパスポート
さて。。。
37ヶ国目。マラウィ入国!!
いやータンザニア側とうって変って、のんびり感満載ですなぁ
ここからはスワヒリ語は終わり、現地の言葉になる。(忘れました)
ただ、英語も共通語としてかなり通じる。
そんなわけで、ジャンボ!からハローに変わったけど、
マラウィは道行く人に一日200回くらい挨拶すると思う。とにかく人懐っこい。
まぁここでもよく聞くとマネーとかペンとか言ってますが。笑
途中の村の商店でコーラを買ってみる。
130クワチャ(約30円)。冷え冷えコーラ。ちょっと意外。
途中の村で食堂に入ってみる。
米と豆のスープしかなかったけど、300クワチャ(約75円)
やっぱり公定レートは改定されたらしい。聞いていた物価感覚と一緒の値段だ。
充分安いぞ。これ
ほぼフラットな道を2時間で、カロンガという町に着いた。
そこそこのロッジ発見。3000クワチャ(約750円)。まぁいいでしょう
ジャバジャバでる水シャワーを浴びて、散歩に出かける。
意外にもスーパーが結構ある。
しかも品ぞろえも、ちゃんとしてる。
あれ?
立派なガソリンスタンドがあって車が給油してる。
あれ?
更にこの大きいスーパーにはなんと
まさかの焼き立てパンコーナー!!!
あれ~~~~~~~~~!!!????
ここを2年前に走ったチャリダーの亮さんにエジプトで会った時聞いた情報だと、
マラウィは経済混乱中で、食糧不足でガソリンもほぼなかったよとの事だった。
2年という月日か、独裁者が死んだからかは解らないけど、今のマラウィにはそんなとこはないようだ。
よかった。タンザニアでいろいろ買ってこないで。
だけど、経済ってやっぱり重要なんだな。
ちなみにカロンガは中規模の町。小さい村にはもちろんスーパーはありません
どうでもいいけど、パン持ってるけど、買っちゃうよね。焼き立てだもん。
まだ温かい。
さてさて、更にぶらぶらしてると市場があった。
食糧不足がどこ吹く風。めちゃめちゃ活気ある。
それになんだか、人あたりがタンザニアより柔らかくなったかなぁ
写真断られないし、嫌な雰囲気もない。
人々は陽気だし、穏やかだ。
リアルAlways 3丁目の夕陽。
観てるのは当然プロレス。いつか「そんな時代もあったね」なんていう日がこの土地にも来るのだろうか。
夕飯は、焼き立てパンと市場で買ったトマト。
つか、パンってこんなにしっとりとモチモチしてたっけ?
めっちゃうめ~~~~!!!なにこれ?
いつも食べてるのはカピカピのラスクみたいなパンだからなぁ