居心地のよかったモザンビークですが、今日ジンバブエと向かいます。
人が凄く素敵だった国だったので、もっと居たかったんだけど、結局4日で通過することになってしまった。
つか、日本でみたら幼児虐待とかになりそう。笑
こっちの子供はたくましいわ。しっかりしがみついてるもんな
村も可愛い村が多かったなぁ
ゾウの標識は初めて見た
象とかそろそろ会いたいわぁ。
国境の町。モザンビーク側
ちなみにお隣ジンバブエでは数年前ハイパーインフレに耐えられず、自国の通貨を捨て米ドルをそのまま使っている。
なので両替も解りやすい。つか持ってるので必要なかった。
イミグレで出国カードを記入して、スタンプを貰い
39か国目 ジンバブエ入国です
ジンバブエのイミグレでも入国カードを書いて、事前の情報通り30ドルのビザ代を支払った。
すると渡したドルを念入りにチェックしてる。
それはもう念入りに。
透かしたり、仲間に渡したり、手元の札と比べてみたり。
ちなみに渡したドルは日本で両替した新札の10ドル札3枚。
そんなわけで、偽札なわけは絶対にないけど、ここまでされるとちょっと不安になる。
そして係官がこう言った。
「これはジンバブエドルか?」
いや、USドルでしょ?つか本物だからね
「これはどこでプリントしたんだ?」
いやいやいや、プリントじゃないよ。本物だよ、それ。
両替は日本でしたんだけどさ。
「そうか、日本か。さすが日本、グットクオリティなプリントだ」
・・・。あぁそういうことか。ビックリした。
まぁ確かにジンバブエで出回ってる米ドルは、アメリカで破棄される寸前だったボロボロの札をジンバブエに持ってきたような、それはそれはボロボロな札ばっかりだもんな
しっかし新札で怪しまれるとは。
いちゃもんつけれるのか思いきや、実はおもいっきしフレンドリーで日本びいきなオッチャンだった。
ビザの発行中も、スマホでしきりに日本では中古車が安いよなぁとサイトを見せてくれ、日本の話を聞きたがった。
アライバルでは30日しか出ないらしいけど、仕方ない。
ジンバブエも物価が高いからそうそう長居はしないだろう
ヒヤヒヤしたけど、無事ビザとスタンプゲット。
首都ハラレに向かいましょう。
地図に国境の町から20キロほどの所に町のマークがあったのでそこを目指して走った。
着いた町は国道から一本入ったところにあったけど、国道にモーテルの看板が出てたのでとりあえずはホッとして、町に入った。
・・・。
なんじゃこりゃ。
なんかすごいところへ迷いこんでしまったようだ
まぁとりあえず、宿へ。20ドル。高いけどもう仕方ない。冷たいシャワーを根性で浴びて、不思議なこの町をカメラ片手に散歩した
本当に不思議な町だった。
時代にポンと取り残されたような。
廃れているのではなく、取り残された
一応半分くらいはちゃんと営業していて、
バーでは冷えてビールも飲めた。
最低限の日用品も買えるし、ビールも飲めるし、宿もある。
町の機能は充分あるのに、この醸し出す圧倒的なノスタルジック感
もう一度この町に活気を取り戻そうぜぇとかそんなことは全く感じなく、過去の栄華を懐かしむでもなく、単純にこれでいいんじゃね。みたいな町の雰囲気。
なんか好きだったなぁ。この町。
たぶんこういう何気なくフラフラした町が印象に残って、数年後あのジンバブエの国境近くの不思議な町にもう一度行きたいなぁなんて思うんだろうなぁ
60日目 Kotowa 70キロ 650m
@ ジンバブエ