群馬から北海道へ行くルートとしてまず思い浮かんだのは
新潟港からフェリーに乗り小樽に入るというもの。
ただ知らなかったのだが、昔の雑魚寝タイプの客船はなくなりリニューアルで全て個室になったらしく、だいぶ値段が上がってしまった。
そしてダイヤ。新潟12時⇒小樽翌4時半着
これだと土曜日の昼間に新潟を出て、日曜の明け方に着くので土曜日はまるまる潰れてしまうと、いう事になってしまう。
広大な北海道を9日間で過ごそうというのに、丸一日のロスはデカイ。
そこで僕ら家族は自走で北海道を目指すことにした。
調べてみると、群馬から青森までは600キロ程と思ったほどの距離ではない。福岡まで1100キロと比べると、全然楽勝に思えた。
妻の金曜日の仕事終わりに車で出発して、土曜日の朝のフェリーに乗ることにした。
青森発7時と10時とがあったが、念のため10時のフェリーを予約した。
金曜日娘が保育園に行っている隙に荷物を車に詰め、娘が帰ってきたら先にご飯とお風呂に入れて、僕ら様におにぎりを握り、妻が帰ってきて9時前には出発した。
娘もチャイルドシートで良く寝てくれてたが、岩手あたりで眠りから覚め泣いたので、仕方なく妻が添い寝し、仮眠をいれつつ青森まで着いた。
結果的には7時の青森発でも間に合いそうだったが、子連れ旅では余裕が大事だ。
北海道についてからも娘の事を考え、あまり移動時間をかけずにテントを張ることを考えた。
1日目 群馬~青森~函館~東大沼キャンプ場
2日目 東大沼キャンプ場~森駅(いかめし)~洞爺湖(小公園キャンプ場)海水浴出来る。
3日目 洞爺湖(朝から海水浴)~東千歳バーベキュー~夕張~幌別キャンプ場。川遊び出来る。
4日目 幌別キャンプ場(朝から川遊び)~富良野(白樺ジンギスカン・六花亭)~旭川カムイの杜キャンプ場(子供の室内・室外アスレチックが充実・水遊びも出来る。綺麗で無料。最高)
5日目 旭山動物園 カムイの杜キャンプ場
6日目 大雪山 旭岳 目指すも強風の為断念 カムイの杜キャンプ場
7日目 富良野・美瑛散策 ふれあい牧場 カムイの杜キャンプ場
8日目 旭川~余市(かきざき商店)~小樽~小樽港フェリー17時発
9日目 新潟港10時半着~群馬
こんな感じの日程にした。
今回は函館、小樽、札幌などの都市観光はせず、娘が遊べそうな所を巡ってキャンプ場は娘が遊べそうなキャンプ場を選んだ。
キャンプ場で湖遊び、川遊びなどが出来ると、夕方はもちろん朝ごはんを食べてすぐ遊びに行けるので非常に良かったし、4連泊したカムイの杜キャンプ場の子供向けの巨大なアスレチックがあり、遊べる水場もある。そして極めつけは室内アスレチックもあり雨のも遊べると言うのは本当に大きい。
今回は天気に恵まれそこまで必要性を感じなかったが、意外と雨の多い北海道。雨の時に子どもが遊べる施設があるのは本当に嬉しい。
しかも全て無料。旭川移住を本気で考えるくらい凄い。
移動距離は大したこと無いが、朝早く起きても遊ばせてから出発すると10時とか11時になり、出来るだけ夕方にはテントを張り終えたいと考えると、日中に使える時間が本当に少なかった。
そう言った意味でも、旭川に4連泊したのは本当に良かった。
天気が悪い時など車中泊も出来るようにしていたが、幸い全日でテントを張れた。
今回は本当に娘の成長を感じれらた。
お手伝いと言うよりは散らかし得意で、大変だったけど、キャンプでは子供に制約をかけることが少なく、駄目だよ!!という事が本当に少なくできるのが何よりの魅力だ。
広い芝生のキャンプ場で走り回る娘を観ると、キャンプにしてよかったとつくづく思った。
娘の大好きな子供向けの音楽も沢山持っていった。
これを聞くと身体が勝手に動くらしい。
耳に残る音楽なので、不意に口ずさんでしまうと、最後まで歌って踊れと大変だ。笑
逆に暇つぶしのおもちゃはあまり使わなかった。
それだけ娘にも刺激的なキャンプになったようだ。