ナミビアに入国したら世界が変わった。
国が変わったんじゃない。
本当に世界が変わった。
準先進国になったって言うのもあるけど、それはもとより
空が劇的に青くなった。
そして涼しくなった。
避暑地なんてレベルではなく、真夏の屋外からクーラーの効いている室内へ入った時の様な「天国・・・」と感じるような違い
めっちゃくちゃ爽やかになった。
昼飯を木陰で食べていると肌寒いくらいの変わりよう。
ボツワナでは木陰でも暑さに苦しんでたのに
町もどことなく垢抜けた。
そして町はずれのキャンプ場もみつけた。
町から1キロほど未舗装路を歩かねばならないけど、
ここのキャンプ場が気持ち良すぎた。
小さくて可愛らしいキッチンもついていた。
カラッと乾いて涼しいので、町まで歩くのも全く苦にならない。
今まで発展してるアフリカの町は結構通ってきたけど、ナミビアは本当に垢抜けている。
それに白人も多く、至る所で普通に働いている。
今までそんなことなかったから、なんだか物凄く新鮮だ
お昼には帰ってきて、ビールとワインで乾杯。
ずっと思ってたけど、ようやく解った。
ここは、南米のチリ・アルゼンチンや、ヨーロッパのスペイン・フランス・イタリアと同じようなワインの産地だ。
このめっちゃくちゃ爽やかな気候で、抜けるような青空はアルゼンチン北部とよく似てる。
そういえばあの時もよくワインを飲んだ。
二十歳そこそこの時は、ワインはなんかお高く留まってるやつだと思っていたけど、世界のワインの産地を巡るとその考えは一変した。
ワインは物凄く庶民的で楽しい飲み物だった。
たぶん高級レストランのバカ高いワインより
ワインの産地で、青空の下で飲む安ワインは、世界でいっちゃん美味い!!
ナミビアはまだワインの産地じゃないけど~~~
@Goba Lodge、Gobabis, Namibia