さて、2日目は昨日泊まったセスリムのキャンプサイトから、ナミブ砂漠の最深部であるソススフレイへ向かいます。
その道すがら、Dune45と言う砂丘で日の出を観てソススフレイに向かうのが一般的らしいので僕らもそれにならった。
日の出を観るために真っ暗な道を走っていると、オリックスが飛び出してきて、あわや轢くところ。
こんなヤツ。マジでびびった。
順調に砂丘に着いた。
写真では光の具合で、物凄く赤いのやら、そうでもないのがあるけど、肉眼で見るナミブ砂漠は確かに赤くて驚いた。日干しレンガの様な色をしている。
世界最古の砂漠のひとつだそうだ。
砂がものっそいサラサラしていて、砂丘の上は風が強く気軽にカメラを出せない
気軽に目も開けられない
陽が昇ると、砂漠の赤と、空の青のコントラストがまぁ見事。
なるほどここは凄い。
絶好の遊び場だ。
そして砂丘を降りて車で砂を落としたり、朝飯のパンを頬張っていると、隣に止まってる車で超絵になる人がいた。
トランクを開けて座り、靴の砂を落としている。
めっちゃ絵になる。
更に車からはめちゃめちゃお洒落な音楽が。
本当にフランス映画のワンシーンを観ているようだった。
写真よりも実際彼の放っている爽やかオーラは半端なかった。
彼のオーラの賜物。こーへー君のこんな自然な笑顔見たことない!!笑
さてさて、そこから20分ほど車で走り、ソススフレイの手前5キロ地点まで来た。
ここから先は4WDでしか入れず、シャトルか徒歩かになる。
で、僕らは徒歩をチョイス
結構既に砂漠地帯で、足をずぶずぶ取られて歩きにくいけど、駄弁りながらだったので思ってたより早く着いた
なんか本当に地球じゃないみたい。
いや、むしろ本当の地球かもしれない。
よく解んないことを言っちゃうくらい広大だ。
はしゃいだし、綺麗だし、楽しかった。、
楽しかったんだけど、
実ははしゃぎ過ぎて、時間がだいぶ押して太陽がギラギラ照り付ける時間帯に。
どこまで行ったらいいか解らないレベル。
それでも、はしゃぐ。
写真撮りまくりはしゃぐ。
雨季にはここに水が溜まるそうな
記念撮影する。
はしゃぐ。
そして、帰り道。
死ぬ。
既に足が火傷するんじゃってくらい、砂が熱い。
砂漠なので当然木陰などなく、直射日光を容赦なく浴びる。
口数少なく駐車場へ急いだ。
駐車場には木陰があったけど、熱風が吹き付け全然休めない
誰一人歩こうという奴はいなかった。
シャトルを待つしか生き残る手はない。
そこにはシャトル待ちの人が沢山いて、すぐには乗れそうもなかったけど、待ってるより他はない。
喉が渇いた。
面白いことに、全員が手持ちの水をあと一口分しか残していなかった。
さっきまで、熱せられて不味い不味いと言って飲んでいた水は一気に命をつなぐ貴重な水へと生まれ変わった。
ちょっと冗談っぽく書いているけど、マジでみんなリアルにやばそうだった。笑
そしてようやく僕らの乗れるシャトルがやってきた。
本当に助かったと思った。
写真が多いので、後半へつづく