さて、ナミブ砂漠に危うく殺されかけた5人は次の目的地スワコプムントへ向けて車を走らせた。
オフロードの道、当然街灯なんかもありゃしないので出来るだけ明るいうちに目的地へ着いていたい僕らは、
ひたすら止まりもせず、車を走らせた。
ハズもなく
GS併設のパン屋でめちゃめちゃ美味いと評判のアップルパイを食べてはしゃぎ
綺麗な景色に差し掛かると、
外へ出てはしゃぎ
さぁはしゃいでる場合じゃないぞ。急がなきゃ
陽が沈みそうになったら、やっぱりはしゃいだ
そんなわけで、頑張ったけど真っ暗になったわけで、
朝5時前から起きて、ずっと遊んでるのに、辺りが暗くなったのに車中は常に賑やかだった。
そして、ようやく9時半に目的地スワコプムントの30キロ手前の町ウォルビスベイに着いた。
町の明かりが、再びみんなのテンションに火をともす。
さらに、ケンタの看板がその火を業火と変える!!
だけど、時間は午後9時半。正直やってないだろうなぁと思ってたら
やってた~~~~
駆け込んで、腹減って回らない頭でみんな若干訳のわからない事を口走りながらも、ようやくオーダーをまとめて注文する。
そして遂に出てきたチキンを頬張る瞬間。
日本人の優雅なケンタッキーの夕飯ではなく、生き残った者が食べる肉
本当に美味かった。
今日はみんな死にかけたもんなぁ
大満足でケンタを後にし、スワコプムントに着いたのは午後11時。
明るいうちに着きたいと言っていたけど、ほんの少しだけ遅れた。笑
目星を着けていた安宿に「今日はもうフルよ」と冷たくあしらわれた。
キャンプ場もなかなか見つかりそうもない。
もうその辺の空き地にテントを貼っちまおうか的な空気に包まれる。
でも、ダメもとでガソリンスタンドに聞いてみようという事になる。
自転車旅ならまだしも、車でガソリンスタンドにテントを張らしてくれなんてOKを貰えるわけが・・・
って、二つ返事でOK~~~~!!!
めちゃくちゃいい奴で、「オーナーが6時半に来るから、それまでに撤収してくれたらいいよ」
本当に大感謝