デニズリに居る間、なにも一人で堕落した生活を送っていた訳ではない。
僕が、一週間デニズリに滞在しているので、近くを通る方はご一報くださいと、フェイスブックに半分冗談でそんなアップをしたら、本当に嬉しい一報をくれる人が居た。
僕はその人がトルコに居ることは知っていたけど、海岸線を走っているようだったしきっと会えないんだろうなぁと思っていた。
その人は吉田責自さんといい、僕も参加させてもらっている自転車世界一周の情報共有をするメーリングリストを立ち上げた人で、毎回たくさんの情報を僕らに与えてくれいた。
今回も本当にたくさんの事を教えてもらった。
これから行く中央アジアの話や、パソコンで使える地図、カメラや動画、他のチャリダーの動向や、持っている装備なんていう、重要で興味津々なものから、どうでもいいチャリダーにのみ解る心地のいい雑談まで、本当に楽しかった。
責自さんの補給物資も詩織が持ってきてもらえることになったので、一緒にホテルで数日間過ごした。
そして大量の救援物資をもって詩織が帰ってきた。
親が来る南アフリカの時もそうだったけど、救援物資を頼める前はよく物が壊れた。
今回も本当にベストなタイミングで色々なものが壊れ、詩織が一時帰国する前は狂ったようにネットショッピングにはまっていた。
詩織が帰ってきた翌日に出発することにした。
責自さん
本当に自転車や装備は個性が出ていて勉強になる。
フルパッキングの自転車を取り忘れてしまったのが残念。
さて、デニズリからのルートなのだけどこのまま東に行けば湖水地方を通り、最短でカッパドキアへ行けるのだけど、僕らはいったん地中海沿岸を走りたく大きく寄り道。
そんなわけで、10日前に下ってきた峠を再び上がる
久しぶりの移動と自転車は本当に気持ちがいい
けど、筋肉は当然悲鳴を上げる
昼ごはんは救援物資のどん兵衛!!
日本ではほとんど食べないんだけど、久しぶりに海外で食べるとビックリするくらい美味い
前回の野宿地でテントを張ったら雨が降り、テントの中でご飯。
今日はリゾット
翌日は一転快晴に
何度かのアップダウンを繰り返し、
責自さんに教えてもらった近道へ
傾斜はきつく、一部オフロードなのだけど、ほとんど車は通らないし
なにより景色が最高
小さな村を通り過ぎる。
モスクが本当に可愛らしい。
今日は村外れで野宿。
うどん風パスタ。これまたうまい
298日目 Tavas 40キロ 標高 1075m
299日目 Turget 先 75キロ 標高 900m