ここのところ休息日といっても観光やらでバタバタしてたので、カッパドキア滞在の最終日は何もしない日と定めた。ちょうど首尾よくその日は曇天雨模様だったので、一か月溜まりたまったブログを片づけたり、荷物の整理などに精を出したりと、気兼ねせづにのんびり部屋でダラダラと過ごせた。
翌日は綺麗に晴れ渡り、風もなかったので、テラスでぷかぷか浮かぶ気球を観ながら贅沢な朝ごはんを取った。
世界中にこれだけ沢山の気球を一度に毎日眺められる所はそうそうないんじゃなかろうか。
個人的には、バルーンは地上からのんびり眺める方が好きだな。
もちろんバルーンに乗って観た景色は最高だったけど、こういう風景ってなんだか近未来か魔法都市の様な所に来た気分にさせてくれる。
さて、ここの宿の朝食が8時からという事もあり、出発が既に9時半を大幅に周り、更にスーパーに寄り買い出しをしてた為に町を出たのが10時になってしまっていた。
バシャパー地区はサクッとスルー
その先のセルヴェ野外博物館は入ってみる。
歩き方には、
山と山を結ぶトンネルが細かく巡らされ、内部はところどころ梯子がかかり、中は懐中電灯が必要と書いてあり、タイトルは
探検気分で洞窟住居や教会を周ろう。と書いてあったので楽しみにして行ったら、
もう既にほとんどの内部には入れなくなっており、なんとなく消化不良に終わった。
まぁここは30年前まで実際に多くの人が生活をしていて、岩が崩落の危険にさらされた為に近くの村に移住して、そこを博物館にしているわけだから、仕方ないのかもしれないけど。
そんなこんなで、本格的に走り出したのは12時ちょっとまえ。
中央アナトリアはカッパドキアが世界有数の観光地であるけど、だいぶなにもないフラットな道。
しかしながら、万年雪を抱くエルジエス山を観ながらの走行は気持ちいい。
あの麓にカイセリと言う町が広がっている。
スキーの拠点になっているらしい。思ってた以上の大都市でびっくりした。
まぁ町を迂回する幹線道路でスルーしたのでどんなところかは全く分からないけど。
このところ、見通しの良すぎるフラット大地しかなく野宿をするのはもっぱらガソリンスタンド。
チャイとピデ(トルコ風ピザ)を頂く。ありがたし。
空が青くて綺麗だった。
翌日お昼をレストランの一角で食べていると、地下の納屋でカンガール犬が飼われていた。
ちなみにこいつら超ヤバい。
世界最強と名高いトルコ原産の牧羊犬。
その辺でふらふらしているトルコの犬と違い、こいつらは必ず檻の中に入ってるか繋がれている。
牧羊犬だけあって警戒心が強く、めちゃめちゃ吠えてくる。
ちなみにこの前襲われた野犬もこいつらだった。
後々調べてたら、ライオンや虎から派生した犬だとか、その昔王宮内でライオンと戦い、そのライオンを殺してしまった。などなど恐ろしくて仕方なかっただろう情報が出てくる出てくる。笑
噛まれなくてよかったぁ。いや本当に
まぁこいつらは子供だったからか、吠えられなかったけど。
晴のち
夕方スコール。丁度ここのガソリンスタンドに野宿の許可を貰った所で助かった。
初めて試したスーパーに打ってるナスの缶詰。
これが、まさにロカンタの味で、ご飯との相性抜群だった。
翌日はサクッと晴れ渡り、スィヴァスへ。
なんかトルコの国旗が沢山翻ってるなぁと思ったら独立記念日の前日だった。
歩き方に載っているファーティフホテルの向かいの60TLの安宿に投宿したら、隣のテイクアウトのピデ屋がなにやら人気。
昼飯食べたけど、おやつにビールと食べたらめっちゃ美味しかった
翌日は床屋へ。
かなりクルクルしてきたんで。
お兄ちゃんみたいにして~
と告げ、身を任せる。意外としっかり切ってくれシャンプー付
なされるがまま大量のワックスでガチガチに固められ、こんなん出来上がった。
そのあとはのんびり散歩を楽しむ
なんかこの街のんびりしていて好きだったなぁ