トンネルが多いという事を除けば、強い追い風の吹くほぼフラットな走りやすい道だった。
トルコ側でポンと出国スタンプを付かれた後に、グルジアのイミグレの建物を通り、無事グルジアの入国を果たした。(特に厳しい質問や対応はなかったけど、何故か僕も詩織もやたら時間がかかったけど)
右に小さく見えるモスクはトルコ側の物。さらばイスラム国家。ビールと豚肉食べまくるぜ。
顔文字なんかに使われる丸っこくて可愛らしいグルジア文字。
ちなみにパントマイムの『が~まるちょば』はグルジア語でこんにちは。
グルジア語が可愛らしいというのはバックパッカーでも有名な話だけど、この国は標識も可愛らしい。
トルコに比べると一車線の狭い道になり路肩もなくなって走りずらい。
運転マナーは可もなく不可もなく。
国境から約20キロほどでバトゥーミと言う港町に着き投宿。
そして速攻向かった先は
居酒屋。グルジアのバーはまさに日本の居酒屋だ。
ビールやワインをがぶがぶ飲み、一皿200円~400円くらいのつまみを頼むと、本当に日本の居酒屋サイズのお皿にのってくる。
これがまじでうまい。
味付けはビールが進む濃いめが多いけども、香草やニンニクをうまくアクセントに使ったり、何種類ものスパイスと野菜を煮詰めて作るソースをかけたりと本当に食が好きな国なんだなと実感。
トルコの料理もおいしいけど、個人的な相性度では遥かにグルジア料理の方が好き。
そのグルジアを代表する料理として、このヒンカリがある。
一言でいえば巨大小籠包。一口噛むと肉汁たっぷりのスープが溢れ出し、肉のうまさと香草の爽やかさが広がり、うどんのような触感の皮も食べ応え十分で、これとビールが最高すぎる。
一個30円とかで、5個とか10個くらいの単位じゃないと注文できない。
オジャクリ。
あまりにグルジア居酒屋が楽しすぎて思わず連泊。
適当に散歩するも、心は既に居酒屋へ。
あぁ早くお昼にならないかなぁ
ようやくお昼。
また昼から飲んで!!と叱られそうだけど、グルジアの人たちは朝からビールは当たり前の人たち。
昼から居酒屋に入り、ビールを頼んでたとしても全く違和感なし。
早く料理来ないかなぁ
今は昼で客が少ないけど、居酒屋の雰囲気も最高
来ましたヒンカリ!!ちなみにどの店も手作りで、うますぎる
か~~~~~
そのままシエスタに突入して、
夜はふたたび居酒屋へ
揚げたナスにピーナッツのクランチソースを乗っけたもの。まさに前菜。うまさもさることながらこのトマトの皮で花っぽくしてくれるこの気遣いは、まさにグルジアの素晴らしさに尽きる
豚の串焼き。
これは外れはないでしょ。と思わなかれ。
久しぶりの豚って事を差し引いても、むちゃくちゃ甘くて絶品の豚。
あぁあ。
まだ全然走ってなくてどんな国かも全然知らないけど、大好きです。この国!!