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自転車で世界一周した父が、家族のために気軽なアウトドアに奔走します。

2014年 エベレスト街道トレッキング 情報編

【エベレスト街道トレッキング 情報編】


【 期間 】
2014年10月4日  ~ 2014年10月22日   19日間


【 費用 】100ルピー = 約100円
航空券 往復 330ドル カトマンズ - ルクラ

一日平均約1500ルピー(一人)
 宿代100ルピー~200ルピー ハイシーズンの5000m以上で300ルピー
 食事&お茶はあまり節約しないで飲み食いしました。

その他予期せぬ出費(高山病でポーターを雇うなど)の為に大目に持って行くといいでしょう。
ちなみに詩織が高山病で高度を下げた時はポーターを雇い1500ルピーだった。
ルート。時期。雇う場所によって異なる。3000ルピーと言われた場所もあった。
 

【 装備 】

Tシャツ×1 長そでシャツ×1 ヒートテックの様な暖かいインナー×1 
フリース×1 インナーダウン×1 レインウエア(上下)×1 下着×2
フリースパンツ×1 ダウンパンツ×1 靴下3足
薄手手袋×1 冬用手袋×1 ネックウォーマー×1 キャップ×1 ニット帽×1
サングラス。寝袋。

通常10月は軽アイゼンは必要ないけど、季節外れの台風の影響でどか雪が降り、持って行けば良かったと思った。
カトマンズで買えるのであってもいいかも

ご飯やお茶はロッジで取ればいいので、行動食を適当に。
余ったバックのスペースはトイレットペーパーを出来るだけ入れました。下界30円。山250円
水はロッジで「チソバニ」頂戴と言うと、無料で水をくれるので水筒(ナルゲンが最近は主流みたいです)

高山病の薬のダイアモックスはネパールの薬局で12錠くらいで100円くらいと激安なので、ネパールで買った方がいいと思います

 

 

【 日程 】

1日目  Kathumandu  ~  Lukla   9:00   2700m  ~   Chumoa  16:00   2675m


2日目  Chumoa  7:10  ~ Namche   12:00  3440m


3日目  Namuche   高度順応

 
4日目  Namuche  6:50   ~   Tengboche   12:00  3867m


5日目  Tengboche 7:20   ~   Periche  12:00   4120m


6日目  Periche 高度順応


7日目  Periche  4120m   ~  Pangboche  3770m ※高山病により高度を下げる


8日目  Pangboche  8:00  ~  Periche  12:00


9日目  Periche  7:10   4240m   ~  Lobuche   12:30   4930m


10日目  Lobuche  6:30  ~  Gorakshep   9:00   5150m  ~  E.B.C  5364m  ~  Gorakshep

※ハイシーズンの為ゴラクシェブの宿が取れない可能性があり、早く出発してゴラクシェブの宿を確保した。


11日目  Gorakshep   8:00  5150m   ~  Pheriche   13:30   4240m


12日目  Pheriche   7:30   ~    Phortst Thanga  15:30  3680m

※地図上では山腹を平行移動するように見えたが、実際はアップダウンの連続で昼飯は食いっぱぐれるはで、一番きつい日だった。

13日目  Phortst Thanga   7:30   ~   Machhermo   15:00  4220m


14日目  Machhermo   6:50  ~  Gokyo  10:30   4750m 11:30  ~  Gokyo Peak  5150m   14:00  ~
Gokyo  16:00

※本来翌日ゴーキョピークに登るのがベストだけど、晴れてたから登った。最高だった。そして翌朝は見事に曇ってた。危ねー


15日目  Gokyo  8:00  ~   Dole  14:30  4080m


16日目  Dole  7:10   ~   Namce  15:00  3440m


17日目  Namuche  7:10   ~    Phakding   14:00


18日目  Phakding   ~   Lukla   11:00

※翌日のフライトのリコンファームをしなければいけないので、夕方までにはつかないといけない


19日目  Luka   ~   Kathmandu

 

以上の日程で周った。
◆E.B.Cだけだと最短9日。でもゴーキョ方面がとにかく素晴らしいのでお薦め。
特にハイシーズンのE.B.C側の混雑っぷりは半端ないので、トレッカーが少ないのも良い

◆E.B.C から ゴーキョ へはショートカットのチョラパスがあるが、素人でも越えられるが、やや危険な峠らしく僕らは初めから、迂回してゴーキョを目指すプランだった。(どちらにせよどか雪のせいでチョラパスは封鎖されていたけど)

◆高度順応以外に2日間の予備日を設けたけど、前半で消化してしまったので、後半は休めずにきつかった。 僕らのコースであれば21日間くらいの日程がベストと思われる。
ただし男性ソロとかなら19日位でも余るかも。


【高山病について】
事前に知っていた高山病の症状は、頭痛、吐き気、食欲不振、風邪の様な症状が出る。予防するには水を沢山取るとか基本的な事しか知らなかった。
今回詩織が高山病になり、色々調べてみた。
 
予防について
◆水分を沢山取る

◆アルコールは取らない

◆満腹になるまで食べ過ぎない。昼寝をしない。食後睡眠まで2~3時間あける。

◆1日にあげる高度は800m位まで。高地順応日をつくる。


症状について
◆頭痛、吐き気、食欲不振、風邪の様な症状(咳、発熱)のほかに、激しい下痢。
悪化させると死に至る。


対処法
ダイナモクッス。ただしダイナモクッスは単なる利尿剤なので、水分を沢山取らないと、症状が悪化する

◆風邪薬は症状を悪化させるので飲んではいけない。

◆標高を下げる。
今回は、頭痛、吐き気から激しい下痢が続いた。その時は下痢が高山病の症状とは知らなかったが、あれだけ激しかった下痢が400m標高を下げただけで、嘘の様に1日で治った。
高山病は不思議な病気だ

 

 

【 ガイドとポーターについて 】
これについてはあくまで個人的意見ですが、

エベレスト街道のメインルートを歩く限りは、ガイドやポーターを雇わなくても全く問題なくトレッキングできます。

優秀で責任感のあるガイドなら問題ないのですが、適当な輩も多いみたいです。
客の事を考えない、知識ない、ノープロブレムで突っ込む。等々色んな話を聞きました。

ただ僕ら個人トレッカーにも彼らは親切で、ルートや情報は惜しげもなく教えてくれるので、僕らはむしろ雇わなくて良かったと思ったくらいです。

 

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