世界一周の旅に出て顕著に思ったことは、
多少値段が張っても、装備にはいいものを使いたいと言う事です
ガソリンバーナーのMSRにせよ、防水バックのオルトリーブにせよ、日本のアライテントにせよ。
使い込むうちに、むしろこれはかなりコスパが良いのではないかとも思えてきます。
安いのを買って数年で壊れるなら、多少高くてもずっと使えた方が良いに決まってますよね。
ちなみに、MSRの廃盤になったブラックライトいうクッカーを旅の序盤からガンガン使って、黒光りしていたクッカーがアルミ色になってしまったけど、いまだに家族旅行では現役で使ってるんですよね。
でも。
廃盤になった事でプレミアがついているらしい事を後で知りもっと綺麗に使っておけばよかったとも思っていますが。。。
鉄フライパンのすすめ。脱テフロンしてみませんか
さて、多少脱線しましたが、本題です。
アウトドアの世界でも、料理の世界でも道具ってこだわったら面白いんですよ。
数年で買い替えなくてはいけない調理器具なら、一生使えた方が良いと思いませんか?
僕が旅から帰ってきて真っ先に始めたのは脱テフロンでした。
いままで何の疑いもなくテフロン加工のフライパンを使っていましたが、
テフロン加工のフライパンって1年くらいでダメになりますよね。
テフロン自体の有毒性とかなんとか言われていますが、真偽はよくわからないので、ここでは割愛します。
問題はテフロンが1年くらいで剥げてきて、数年に一度はフライパンを買い替える必要があるという点です。
数年で買い替えるフライパンに愛着がわきますか?
使い捨てのフライパンには湧きませんよね。料理も楽しくありません。
脱テフロンに向けて考えたこと
テフロン加工以外のフライパンは大きく分けて3つあります。
まず一つ目は銅です。
銅フライパンの特徴
まず愛着という点から、まず銅フライパンを思い浮かべました。
銅のフライパンって滅茶苦茶格好良くないですか?
こんなのがキッチンにぶら下がっていたら、小洒落た洋食屋さんみたいでそれだけでテンションがあがり、料理が楽しくなりそうですよね。
特徴として
・熱伝導が良い
・さびにくい
・殺菌効果がある。
ですね。
手入れも難しくなく使えそうとも思ったのですが、実際の口コミを見ると必ずしも使い勝手が良いようでは無さそうだったので、今回は諦めました。
でも、いつか欲しいと企んでます。
次は、ステンレス
ステンレスフライパンの特徴
・丈夫で錆びにくい。
・一度熱すると冷めにくいため、余熱での調理が出来る。
という事。汚れも落としやすいので手入れも楽なのですが、
焦げやすく食材がひっつきやすいというデメリットもあるので、ステンレスも諦めました。
鉄フライパンの特徴
・高温で調理出来て熱伝導に優れている。
・丈夫
・使えば使うほど馴染んでいき、もし焦げ付きやすくなっても手順を踏めば復活できる。
結局、多くの人が使っている鉄フライパンが、料理人ではない僕のような人間には一番だということが分かり、さっそく鉄フライパンを購入しました
僕の選んだフライパンはこれ
鉄フライパンは育てていくと言う意識で使っていきます。
はじめは多少面倒でも、だんだん愛おしくなってきますよ。
鉄フライパンの使い方
シーズニングが済んでいざ使おうと思っても、従来のテフロン加工のフライパンの概念は全て捨て去りましょう。
テフロンに比べると段取りが多いですが、慣れの問題です。
僕は今では全く気になりません。
①強火でガンガン空焚きをします。
②フライパンに油を底にすべていきわたる位の量を入れます。
(テフロンに比べると、油の量は使います)
③少し温度が下がるまで待つか、濡れた付近の上に置き温度を下げます。
④食材を入れて、お好みの火力で料理します。
以上です。
鉄フライパンの洗い方
鉄フライパンでは料理後の洗い物が一番重要だと思います。
まずは、仕上がった料理はすぐに皿の上に移して、すぐにフライパンを洗います。
もしこの時、フライパンの上に料理を入れっぱなしだと、錆の原因になるので絶対にやめてください。
洗うのは、水とたわしのみ。洗剤は厳禁です。
そして、洗い終わった後はすぐにコンロで空焚きをして、水気を飛ばしたら完了です。
この時たまに油を薄く引いてあげると、くっつきにくくなります。
鉄フライパンを3年使ってた感想は
僕は鉄フライパンを使って3年になるのですが、
めちゃくちゃ愛用しています。肉も野菜も卵も全然くっつきませんよ。
フライパンを育ててる感じがたまらなくいいですね。
強火でもしっかりフライパンが受け止め料理が出来るので、肉や野菜のうまさを閉じ込めてくれて、なおかつ鉄分まで取れる一石二鳥の鉄フライパンは本当におすすめですよ