海外で野営地を決める時に見るべきポイントをまとめてみました。
実際に走行中にこんなポイントを見ながら野営地を探していました。
日本ではほとんど役に立たない知識ですが。笑
何が起こるかわからないので、いざという時に。。。
海外で野営地を決める時に見るべきポイント
町や公園には張りません
あまり大きな声では言えませんが、
日本の野宿の定番と言えば、公園や道の駅だと思います。
私は北海道はライダーハウスやキャンプ場を目指して走ることはありましたが、
北海道以外では、道の駅、公園(あまり使いません)、海岸(あまり使いません)
雑木林(あまりいい場所がみつかりません)
でした。正直私一人の時は、絶対による人の来なさそうな公園の東屋に
寝袋だけ敷いて寝ることもありましたが、
妻と走っているときは、ほとんど道の駅でテントを張らせてもらっていました。
今更ですが、もちろん道の駅はキャンプ場ではないので、最大限のマナーを守って
早朝には撤収することにしていました。
一方海外では、例えば公園やパーキングエリアなどの
中途半端に目につく場所にテントを張るのは厳禁です。
高確率で襲われます。
ガソリンスタントで張らせてもらう事は多くありません
海外での野宿の定番と思われているガソリンスタンドでのテントですが、
実際はそこまでガソリンスタンドに張らせてもらう機会は多くありません。
その理由として
- 年々セキュリティの関係で交渉しても断られる事が多くなった
- そもそもガソリンスタンドで張らせてもらわなくても、郊外に野宿できる場所が多い
- 治安が心配ない
などなどがあげられます。
ただし、トルコの様にガソリンスタンドをよく利用させてもらっていた国もあります。
24時間営業か確認しましょう
野営地は道路から離れすぎない
道路から離れた方が見つかりにくくて安心な気もしますが、
もしも襲われたときにギリギリ車に助けを求められるような位置を
探していました。
当然車からも見えない位置になります。
絶対に見つからない場所か、逆に常に人目につく場所
本来は絶対に見つからない場所が理想ですが、
常に人目にさらせれる24時間営業のガソリンスタンドも比較的安心です。
出来る限り野生動物のテリトリーには張らない。
アフリカでどうしてもゾウのテリトリーから抜け出せず、
ゾウの糞がゴロゴロ落ちている場所にテントを張るしかありませんでした。
本当にどうしようもなくなったら警察署や消防署などに相談します
治安のよくない地域で、野営地も宿もないという時は、
警察署や消防署にテントを張らせてもらえないか聞いてみましょう。
海外では乾燥しているためブッシュキャンプしやすい。
日本だと湿度が高いため、草木が多いですが、
海外では乾燥地帯が殆どなので、いいころ合いのブッシュに出会えます。
見つかりそうになったら、こちらからにこやかに挨拶を
笑顔であいさつは先手必勝です。
警戒心を持たれないようにして、自転車旅であることを伝え、
この場所でテントを張っていいか聞きましょう。
たまに最高のロケーションの野営地がある
ごくたまに最高のロケーションの野営地を見つけられると
どんな素敵なキャンプ場よりも、星付きのホテルよりも
最高の宿泊体験ができます。
まとめ
旅に出る前に物凄く不安だった、海外での野宿。
ですが、実際に走ってみると日本の様に住宅街がずっと続くような国は
本当にまれですし、
町が大きくても、郊外に出れば森林やブッシュが広がっていたりしたので、
全体的に見れば野宿は思っていたほど難しくありませんでした。
以上です。