皆さんは、
キャンプをする日に雨だったらどうしますか?
キャンプを止めたり、バンガローやホテルへ変更したり、
車中泊したりなど様々な対応策が出来ますよね。
今は天気予報もかなり正確になっており、事前にスマホで雨の具合を調べてから
今後をそうしようか決められますよね。
今日は、全くネットのない環境で突然の雨に打たれる事もある
自転車旅での雨の日のキャンプの過ごし方をご紹介します。
曇り = 雨かもしれないと準備します
ネットもないので野宿では雨の動向がわかりません。
曇りの時は、いつ雨が降ってもいいように荷物の整理をしておきます。
濡らしたくないものはドライバックの中に、
レインウエアはすぐに取り出せる場所に用意しておきます。
西の空と風向きに注意します。
基本的に天気は西から崩れていきます。
真上に黒い雲があっても西側の空が明るければ、雨はまだ降らない事が
多いです。
写真の上下で同じ場所同時刻
西の空には黒い雲
この後スコールに見舞われました。
走行中の雨は宿を探すか、雨の中テントを張るか
走行中に雨が降ってきて夕方もまだ降っているようなときは、極力宿を探します。
ただもちろん、毎回宿に泊まれるわけではないので、
その時は、雨の中テントを張ります。
雨の貯まりやすいくぼ地や、枯れた川などにはテントに張らないのは基本ですが、
水たまり程度でもテントにはかなりの被害をもたらすので、
地面の給水具合を見て慎重に野営地を決めていました。
トイレなどの用事を全て済ませてから、
テントに入り着替えていました。着替えたら極力外へは出ません。
雨の日の夕食は朝食用のパンとお菓子を少し食べて終わりにすることが多かったです。
冬の雨のキャンプの時など本当に耐え忍ぶような寒さが襲いましたが、
寝袋と着替えさえ濡らさなければ、なんとかなりました。
あとはひたすらに寝ます。
雨の種類を見極めます
ザっと降ってすぐ止むスコールなのか、
日本の梅雨の様にシトシト降る雨に分けられます。
スコールならばすぐ止むので屋根のあることろで雨宿りをしたり、
テントの出発を遅らせる事もありました。
またシトシト雨であれば、雨が止む可能性は低いので
仕方なくレインウエアをきて走っていました。
水と食料の量をチェックします。
町から町まで何日間で走ると計画しているので、
それを踏まえて停滞できる余分な水や食料があるかどうかを考えます。
テントで停滞するとなると、朝昼晩3食分。テントの中で動ない事を考えると
2食分くらいの余裕は必要です。
私は、大体水が足りないと思いいたり停滞したことはありませんでした。
日記を書いたり本やガイドブックを読みます。
毎日の日課で日記は付けていたので、日記を書いたら手持無沙汰になり
出発します。
まとめ
自転車旅のソロテントでは雨の日は、耐えて寝るのみでした。
雨でも野宿を連泊したことはなく、出来るだけ早く宿につきたいと思いから
朝起きる時間も変わらずに、雨が降っていてもレインウエアで出発していました。
余談ですが、
物価の安い国で宿に泊まっているとき、
出発する気満々で起きて準備して、いざ出発しようとドアを開けたら雨だった
なんてことはよくありました。
そんな時は、宿に連泊する旨を伝えゆっくりと荷をほどいて
雨の音を聞いて過ごす日々は最高に贅沢でした。