今日は海外旅行中の貴重品の管理を考えてみます。
と言ってもコロナで海外旅行なんて夢のまた夢ですが。
早く海外旅行に気軽に行ける日常が戻ってくることを期待して。。。
貴重品どう管理するのがベスト?
始めに申し上げておきますと、
『貴重品管理はこうした方がいい!!』
などという恐れ多い記事ではありません。
あくまで、私が世界一周の際にやっていた貴重品の管理や考え方を
赤裸々に書いてみますので、少しでも貴重品管理の足しにしてもらえたらと
思います。
そもそも貴重品は何をどれくらい持っていた?
持っていた貴重品は次の通りです。
- パスポート
- クレジットカード 2枚
- 現金 (米ドルなど平均10万円ほど)
- 国際キャッシュカード 1枚(昔は主流でしたが、今は殆どありません)
- トラベラーズチェック(大昔主流でしたが、今はサービス終了)
もちろんこの他にカメラやパソコンなども貴重品ですよね。
どうやって管理していたか書いていきます。
貴重品の分散を心がける。
まず基本中の基本ですね。
貴重品の分散を心がける。です。
もし襲われたり、盗難に遭ってしまったとしても、
極力無一文にならないように、貴重品は分散しておきましょう。
特に米ドルは全世界で通用する紙幣ですので、
パスポートやカード再発行中の命綱となります。分散しておきましょう。
貴重品は宿に置く?常に持ち歩く?
私は基本的に治安の悪い地域は宿にパスポートを含め
ほぼすべての貴重品を置いておきました。
これはガイドブックなどに書いてある一般的な
「海外では貴重品はいついかなる時も身に着ける」
というとは違う考えです。
宿で盗難に遭うケースはもちろんあって危ないのですが、
全財産を持って街歩きをすると
襲われたらどうしようという緊張感が常に付きまといます。
どちらも同程度のリスクであれば、私は気楽に街を歩きたいと思いました。
注:宿に置いておく方がリスクが低いという話ではありません。
セキュリティーポーチはバレバレです
セキュリティーポーチに入れて街歩きをする。という
考え方もあるのですが、
残念ならが強盗にはセキュリティーポーチの
場所はバレバレです。
それに
町で強盗に襲われても誰も助けてくれないのが基本です。
セキュリティーポーチも簡単に持っていかれます。
というものの、
私も他に入れるところが考え付かず、
結局セキュリティーポーチにメインの貴重品を入れていていました。
どこに分散して隠す?
私はセキュリティーポーチの中。自転車のハンドルバーバックの中
自転車バックの奥底などをはじめ
靴のソールの中、ペンダント、シートポストの中、ハンドルバーの中
など様々な場所に隠しましたが、
正直どれも気休めの自己満足な気がします。
走行中に襲われたらどちらにせよアウトですよね。
襲われたときにどうすれば被害が少ないか考えよう
旅をしていて思ったのですが、
いくら分散してもあまり意味がないと感じました。
強盗は必ず隠し場所をついてきます。
それなら、貴重品をどう守るかではなく、襲われたときに
どうすれば被害が少ないか考えることにしました。
極力現金は持たない
やはりこれが基本ですね。
いざという時の米ドルですが、
私はギリギリ襲われて獲られたとしても、致命傷にならない位の金額
かつ、
命綱としての安心感として平均で10万円ほどの米ドルを持っていました。
実際にATMが使えなかったり、マイナー国境で銀行が無かったりと、何度となく
米ドルには救われました。
米ドルの作り方は、自国通貨をやめて米ドルを採用している国や、米ドルをATMを下ろせる国で少し余分に米ドルを作るようにしていました。
現地通貨は基本ATMから直接出金します。
滞在日数を考えてギリギリを出金するようにしていました。
盗難のリスクと、信用のない現地通貨だと出国の際にかなり悪いレートで
換金しないといけない事もあるからです。
カードやパスポートは再発行が効く
当たり前ですが、カードやパスポートは再発行が効きます。
とても面倒ではありますが、
再発行できるので、私はそこまで重要視していませんでした。
もちろん最大限の管理はしますけど。
襲われたときにすぐに渡せる現金を常に持ち歩く
これが今回の記事の最重要項目です
走行中でも街歩き中でも、
強盗に襲われたときにすぐに渡せる現金がないと
簡単に殺されてしまうと考えましょう
私は、貴重品を宿に置いておく時でも
必ず50ドルほどの現金は、お守りの様に持ち歩き
強盗に遭った時でもすぐに渡せるように
用意していました。