もっと気軽にアウトドア

自転車で世界一周した父が、家族のために気軽なアウトドアに奔走します。

節水キャンプ飯。パスタとゆで汁スープ

こんにちは。ひるまです。

 

今日は世界一周中に実際に作っていた節水キャンプ飯をご紹介します。

 

節水キャンプ飯。パスタ

食べる量を一定に

まず前提条件になります。

サイクリストは身体を使いますので、とにかくよく食べます。

自炊のできる宿などにつくと、本当に一人前かよと自分でも

驚く量を作ってしまい、

それでもそれをペロリと食べきってしまいます。

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一泊しかしないのに、町だと大量に買ってしまう

 

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だけど、それは町にいるときの話。

 

野宿の時にそんなことをしていたら、食料がいくらあっても足りません。

なので、一食当たりどれくらいの量を食べるか決めておくことが重要になります。 

 

私は、野宿時の自炊の一食の目安は

◆パスタ 125g(500gの袋を4回で食べきります)

◆米 1合

◆インスタントラーメン2袋

などと決めていました。

 

こうすることによって、3日無人地帯を走るなら、食料はこれくらい買えばいいと

分かるようになります。

 

ご飯を作るとき、まず紅茶を作ります。

これから自炊をするという時に、まずは鍋でお湯を沸かし

ナルゲンや保温ボトルに紅茶やお茶を作ります。

 

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耐熱・耐冷なので湯たんぽや保冷剤にも◎

その間に野菜を切ったり、調味料を準備したりします。

 

最小限のお湯を沸かします。

鍋に水を追加して、パスタが茹で上がりそうな最低限のお湯を作ります。

水は本当に貴重なので、大切に使いましょう。

 

ゆで汁に塩ではなくコンソメを入れます。

ゆで汁にコンソメを入れて、パスタを茹でます。

そのゆで汁をそのままスープにしていました。

 

水は無駄にならないし、

少しでもお腹が膨れるので一石二鳥でした

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ゆで汁で茹で卵も

正直今では海外の卵をゆで汁で茹でて

そのままスープとして飲むなんて考えられませんが、

 

当時は水と燃料を節約するために、

そうやって茹で卵を作っていました。

 

パスタのゆで汁は油汚れを落とすのに適しています。

パスタは大体野菜を油でいためて味を決めて、その中にパスタを入れて

食べていたので、

食べ終わりの鍋は、油で汚れています。

 

そこで、スープをパスタの鍋に戻し入れて掃除しながら飲むのですが、

 

パスタのゆで汁にはサポニンと言う成分が含まれており、

これが界面活性剤の働きをしてくれるので、パスタの油汚れを

落とすには最適です。

 

というのは、成分の話。

水を節約したパスタのゆで汁は結構ドロドロなので、あまり

実感としては正直薄いです。

 

もちろん最後は飲みます。

 

 

最後にお茶を入れて、トイレットペーパーで拭きます。

最後に最初に作っておいたお茶を少し入れて、仕上げ洗いをして

やはり飲み切ります。

そうすると大分綺麗になるので、あとはトイレットペーパーで

拭きとればそれでOKです。

 

 

まとめ

巷ではキャンプブームで

お洒落なキャンプ飯が多い中、あまり綺麗な話ではなくて

すみません。

 

世界一周中はこんな感じで、

水を節約しながら走行していました。

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