もっと気軽にアウトドア

自転車で世界一周した父が、家族のために気軽なアウトドアに奔走します。

世界のエグい国境越え

こんにちは。ひるまです。

 

今日は大変だった国境越えをご紹介します。

 

 

 

世界のエグい国境越え

と言っても、世界の大半は国境越えはスムーズに出来ます。

バイクや車と違い、車検証や保険の加入書類を提出することも

ありません。

特に自転車の場合は、係員が興味を示してくれてフレンドリーに

なってくれる事も多いので、自転車を見える位置に置いたり

わざとヘルメットを持ってカウンターに並ぶようにしていました。

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ただ、国境越えは体力と判断力が必要になりますので、

出来るだけ国境の町で一泊して午前中にイミグレに向かうというスタンスを

取っていました。

 

 

ただ、エグい国境もあったのでご紹介します。

 

ウズベキスタンの国境

イランや中央アジアのイミグレはかなり厳しいです。

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写真はトラックの大行列ですが、自転車はその横を通り抜けて大丈夫です。

 

ですが、この時はイミグレの昼休憩に入ってしまい、1時間くらいは待ちました。

この辺も中央アジアらしさというか。

 

そしてウズベキスタンでは荷物チェックが厳しいと有名なんですよ。

 

厳しい荷物チェック

大体の国は入国カードの

「危険物などは持ち込んでいませんか?」の欄にチェックを入れれば

荷物チェックをされずに入国できるという国が殆どの中で、

中央アジアは非常に荷物チェックが厳しいんです。

 

全ての荷物を開けてチェックします。

自転車旅の荷物なんてとんでもない量なのに、全チェックです。

 

その中でも、拳銃や麻薬などの危険物以外にも厳しいチェックが

入ります。

 

それは。

 

PCやハードディスクの中もチェック。

危険人物ではないかと、カメラ、パソコン、ハードディスクの

中身までチェックが入ります。

 

その為入国前はトラブルのもとになる画像は削除をお勧めします。

トラブルのもとになる写真とは

政府系の建物であったり、橋や駅など軍事にかかわる場所での写真は

普段から撮らないように気を付けましょう。

 

私は、アフリカで全く意図せずに誤って警察署の写真を撮ってしまった所

警察官に見つかり、30分くらい取り調べを受けました。

 

最後は撮った写真を消去して解放されましたが、

自分の不手際とはいえ、肝を冷やしました。

 

更に驚きにのチェックは続きます。

 

ポルノ雑誌、ポルノ動画も持ち込み禁止

この時代に意味があるのかは不明ですが、

公共秩序を乱すとしてポルノ雑誌やポルノ動画の持ち込みも

禁止しています。

 

これは俺の宝だー!と言う方は

隠しファイルに入れておけばいいのですが

結構係員はファイルの奥の奥まで入り込んでチェックしますので、

お気をつけて。

 

当然彼らは日本語のファイル読めないのにカンで怪しいファイルに

辿り着きます。

 

スタンプを貰えるまで気は抜けません

荷物チェックが終わったらいよいよ入国審査です。

いくらこちらが、にこやかに話しかけても冷徹な顔は眉一つ

動かしません。

 

いくら後ろに行列が出来ていようと、彼らのペースは変わりません。

 

まるで取り調べを受けているようで、やましい事が無くても

冷汗が出てきます。

 

世界で賄賂を請求された事は一度もありませんでした。

中央アジアに限らず世界のどの地域でも賄賂を請求されたことは

一度もありませんでした。

これはかなり意外でした。

 

ただ入国手数料が必要な国もありますので、

事前の料金の確認は必要になります。

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