こんにちは、ひるまです。
今日も自転車で走れる世界遺産をご紹介します。
自転車で走れる世界遺産。ナスカの地上絵
ナスカの地上絵について
言わずと知れた古代遺跡の世界遺産なので軽めに
ナスカの地上絵とはペルーの乾燥した盆地に描かれた地上絵です。
描かれたのは1400~2200年のナスカ時代だと言われています。
クモやハチドリなどが有名ですが、幾何学的な線が至る所に延びています。
中心点に杭を打ち、更にもう一本の木の棒に紐を結んで描く
『拡大法』で描かれたというのが最も有力ですが
なぜ描かれたかは諸説あり解明されていません。
ロマンですよね。
ナスカの地上絵の場所
ペルーの首都リマから南へ450キロ行ったところにあります。
リマからマチュピチュの拠点となるクスコへ行く途中にあるので
ペルーを旅する人はほぼ必ずナスカを通ることになります。
地上絵の近くにはナスカの町がありバックパッカーでもとてもアクセスがいい場所です。
ちなみにナスカ以降はアンデス山脈に突入するので、平地での最後の
休息地点がナスカです。
それはそうと、ナスカの地上絵を走るってどういう事でしょう?
国道が地上絵を縦断しています
ペルーのメインの国道であるパンアメリカンハイウェイが
ナスカの地上絵をぶち抜いて縦断しています。
当然自転車からは地上絵は見ることが出来ず、
単なる平原を走っているだけなのですが、
あのナスカの地上絵を自転車で走っているという事実だけで
感動はひとしおです。
国道の脇に展望台があります
写真の展望台は老朽化の為に現在は新しい展望台になっているとの事ですが
ここでは地上絵の『手』と『木』を観ることが出来ます。
なかなかマイナーな地上絵ですが、展望台を登っていくと
段々と形が分かってくる地上絵に感動します。
しっかり見たければセスナを
地上絵をしっかり見たければ、やはりセスナに乗るしかありません。
セスナはナスカの町で簡単に申し込み出来ます。
ホテルにピックアップしてもらい、飛行場へ向かいます。
小回りの利く小型セスナなのですが、
このセスナ。左右に座っている客によく見てもらおうと
旋回を繰り返すので、かなり酔います。
そして事故も多いらしいです。
そのうえで乗ったのですが
私は価値のある体験だと思いました。