こんにちは、ひるまです。
今日は走れる世界遺産。ウマワカ渓谷です。
世界遺産のウマワカ渓谷といっても、きっとほとんどの方が
知らないと思います。
私も走る直前に、ルート上にウマワカ渓谷という世界遺産があると知ったくらいで、
全く期待していなかったのですが、
自転車で走るには最高の場所だったのでご紹介しますね。
世界遺産ウマワカ渓谷
ウマワカ渓谷ってどんな場所?
まずここですよね。
ウマワカ渓谷とは、色とりどりで様々な鉱物が露頭しており、
それが「七色の丘」と呼ばれたり
まるでバームクーヘンの様な地形を作り出しているような
摩訶不思議な渓谷になります。
地質に興味が無くても、見ただけで圧倒される地層が
谷全体に広がります。
ここの景観と集落が2003年に世界遺産に登録されました。
ウマワカ渓谷はどこにある?
ウマワカ渓谷はアルゼンチンの北部に位置します。
ボリビアとの国境にも近く1日の距離にあります。
アルゼンチンの国土は日本の7.5倍もあり、なかなか全てを網羅することは難しく
バックパッカーは北部アルゼンチンには、行かない人も多く
少しアクセスはしづらいとも言えます。
ただ、サイクリストにとっては
ボリビアから抜ける国道上にあり、南米は広く自由に走れるので
必ず走るルートとは言えませんが、走る人は多いルートで
人気があります。
落差2500mの緩やかなダウンヒル
ボリビアから南下する人は、3780mから1200mくらいまでの
緩やかなダウンヒルを楽しめて最高です。
それでなくてもワインの産地である北部アルゼンチンは
常に春の様な最高の気候です。
寒い高地のボリビアから下りてきて暖かい気候の中を
カラフルで面白い地層を眺めながら、
ゆっくりとダウンヒルを楽しめるのは、本当に最高でした。
近くのカジャファテ渓谷もおすすめ
ウマワカ渓谷から250キロほど南にカジャファテ渓谷があります。
アルゼンチン北部の観光拠点となる都市サルタの100キロほど南です。
サルタの街並み。北部アルゼンチンの観光拠点
ガイドブックにもひっそりと載っているくらいなのですが、
ここもめちゃくちゃおすすめです。
ウマワカ渓谷とは打って変わってゴツゴツとした
荒々しい地形でとても迫力があります。
カジャファテとウマワカは違う魅力がありますので
セットで走ることをおススメします。