もっと気軽にアウトドア

自転車で世界一周した父が、家族のために気軽なアウトドアに奔走します。

世界一自由に走れる。南米大陸の走り方

こんにちは。ひるまです。

 

今日も海外走行の大陸の走り方編です。

 

今日は南米大陸をまとめました。

 

 

南米大陸の走り方

滞在可能日数

南米は殆どの国でビザなしでの渡航が可能です。

国によりルールはまちまちですが

30日から90日の許可が下ります。

f:id:sunsunfamily:20210622104645j:image

 

 

しかも滞在日数がオーバーしそうな時は、

一度出国して翌日に戻れば、またフルでの滞在許可が下ります。

これを旅人は『ビザ繰り』と呼んでいました。

 

物価も安く(国によりますが)

魅力的で、ビザ繰りがしやすいので、

数年単位を南米に費やす人も珍しくありません。

 

私は南米に約1年の時間がかかりました。

自転車旅としては標準位ですね。

 

ちなみに旅人に人気の国で唯一ビザが必要だったブラジルも

2019年6月17日から最大180日のビザが免除されると言うから、

南米の自由度は更に増しそうですね。

 

入国審査

中米と同じく厳しくありません。

滞在日数が30日の国でも

「自転車旅だから60日ちょうだい」と

にこやかにお願いすると、その場で30日スタンプを

2つ押してくれたりします。

f:id:sunsunfamily:20210622104706j:image

 

簡単すぎて、本当に60日滞在できるのか逆に不安になりますが、

問題はありませんでした。

 

ビザ繰りも多くの旅人がやっており問題なく出来ますが、

ビザの関係は流動的なので必ず事前に確認してください。

 

 

注意が必要な国境

ただ一か所だけ注意が必要な国境があります。

f:id:sunsunfamily:20210622104722j:image

それはチリです。

チリは異常に検疫が厳しいんです。

例えば動植物・乳製品・ハチミツ・果物・野菜・肉などが持ち込み禁止で、

 

知らずにおやつに食べようと思っていたリンゴひとつでも

持ち込もうものなら高額な罰金が科せられますので、ご注意を

 

ただ、これは検疫時に

『持ち込んでる』の欄にチェックを入れて、

係員と一緒にチェックすれば、破棄するだけでOK

 

広大な南米をどう走る?

↑南米の北部のみの地図です。お気をつけて
 
殆どのサイクリストはアンデス山脈沿いのルートを選びます。
 
その理由は、
 
世界的に有名なマチュピチュ
f:id:sunsunfamily:20210622105016j:image
憧れのウユニ塩湖走行を外せないと考えると、
 
どうしても情熱的な魅力あふれるブラジルを捨てでも
4000m級のアンデスの美しく雄大な風景の中を走ろうと
なるわけです。
 
 

野宿のしやすさ

都市近郊を除いては、非常に野宿はしやすいです。

 

特にペルーのアンデス山中や

f:id:sunsunfamily:20210622104832j:plain

ウユニ塩湖など最高のキャンプが楽しめます。

f:id:sunsunfamily:20210622111613j:plain

 

ただ、宿代が1000円以下で泊まれる国は、

宿を繋ぎながら走っていました。

 

物価感覚

広大な南米で物価の高い安いはかなり顕著に違います。

 

ボリビア、ペルー、エクアドルなどの物価はかなり安く

逆にブラジルやアルゼンチンは先進国並みに高かったりします。

ただクオリティも比例してあがります。

f:id:sunsunfamily:20210622105919j:plain

パタゴニアの氷河ツアーはなんと2万円!!



 

 

治安について

中米と同じく南米も

「治安が物凄く悪そう」

というイメージが強いですよね。

 

実際走ってみると確かに治安の悪い地域もあります。

 

具体的には

ペルー北部の砂漠地帯やアルゼンチンの大都市の郊外

ブラジルのスラムなどでした。

f:id:sunsunfamily:20210622105432j:plain

ペルー北部の砂漠地帯はサイクリスト専門の強盗が出没する

 

ですが、それはごく一部であり

 

大部分ではそこまでは心配する必要なないと思われます。

 

むしろ駅やバスターミナルでの軽犯罪が非常に多いので、

バックパッカーの方が注意が必要かもしれません。

 

 

まとめ

 南米大陸は、山あり海あり、

砂漠があったかと思うと、アマゾンには広大な熱帯雨林が広がっていたり。

本当に多種多様な姿を見せてくれます。

 

先住民であるインディヘナが多い国や

ヨーロッパから入植した人たちが多い国があったりと、

その国々で、個性が全く異なります。

f:id:sunsunfamily:20210622105937j:image

人も自然も物価も国によって全く違う広大な大陸です。

 

そんな広大で楽しすぎる大陸は、ビザの自由度の関係もあり、

南米大陸は、世界で最も自由に走れる大陸だと思います。

 

スポンサーリンク