こんにちは。ひるまです。
今日も海外走行の大陸の走り方編です。
今日は南米大陸をまとめました。
南米大陸の走り方
滞在可能日数
南米は殆どの国でビザなしでの渡航が可能です。
国によりルールはまちまちですが
30日から90日の許可が下ります。
しかも滞在日数がオーバーしそうな時は、
一度出国して翌日に戻れば、またフルでの滞在許可が下ります。
これを旅人は『ビザ繰り』と呼んでいました。
物価も安く(国によりますが)
魅力的で、ビザ繰りがしやすいので、
数年単位を南米に費やす人も珍しくありません。
私は南米に約1年の時間がかかりました。
自転車旅としては標準位ですね。
ちなみに旅人に人気の国で唯一ビザが必要だったブラジルも
2019年6月17日から最大180日のビザが免除されると言うから、
南米の自由度は更に増しそうですね。
入国審査
中米と同じく厳しくありません。
滞在日数が30日の国でも
「自転車旅だから60日ちょうだい」と
にこやかにお願いすると、その場で30日スタンプを
2つ押してくれたりします。
簡単すぎて、本当に60日滞在できるのか逆に不安になりますが、
問題はありませんでした。
ビザ繰りも多くの旅人がやっており問題なく出来ますが、
ビザの関係は流動的なので必ず事前に確認してください。
注意が必要な国境
ただ一か所だけ注意が必要な国境があります。
それはチリです。
チリは異常に検疫が厳しいんです。
例えば動植物・乳製品・ハチミツ・果物・野菜・肉などが持ち込み禁止で、
知らずにおやつに食べようと思っていたリンゴひとつでも
持ち込もうものなら高額な罰金が科せられますので、ご注意を
ただ、これは検疫時に
『持ち込んでる』の欄にチェックを入れて、
係員と一緒にチェックすれば、破棄するだけでOK
広大な南米をどう走る?

野宿のしやすさ
都市近郊を除いては、非常に野宿はしやすいです。
特にペルーのアンデス山中や
ウユニ塩湖など最高のキャンプが楽しめます。
ただ、宿代が1000円以下で泊まれる国は、
宿を繋ぎながら走っていました。
物価感覚
広大な南米で物価の高い安いはかなり顕著に違います。
逆にブラジルやアルゼンチンは先進国並みに高かったりします。
ただクオリティも比例してあがります。
治安について
中米と同じく南米も
「治安が物凄く悪そう」
というイメージが強いですよね。
実際走ってみると確かに治安の悪い地域もあります。
具体的には
ペルー北部の砂漠地帯やアルゼンチンの大都市の郊外
ブラジルのスラムなどでした。
ですが、それはごく一部であり
大部分ではそこまでは心配する必要なないと思われます。
むしろ駅やバスターミナルでの軽犯罪が非常に多いので、
バックパッカーの方が注意が必要かもしれません。
まとめ
南米大陸は、山あり海あり、
砂漠があったかと思うと、アマゾンには広大な熱帯雨林が広がっていたり。
本当に多種多様な姿を見せてくれます。
先住民であるインディヘナが多い国や
ヨーロッパから入植した人たちが多い国があったりと、
その国々で、個性が全く異なります。
人も自然も物価も国によって全く違う広大な大陸です。
そんな広大で楽しすぎる大陸は、ビザの自由度の関係もあり、
南米大陸は、世界で最も自由に走れる大陸だと思います。