こんにちは。ひるまです。
今日も海外走行の大陸の走り方編です。
今日はヨーロッパ大陸をまとめました。
ヨーロッパ大陸の走り方
滞在可能日数 シェンゲン協定
ヨーロッパンはどこまでも自由に旅が出来そうなイメージがありますが、
実際は結構大変なんです。
まず第一にシェンゲン協定があります。
シェンゲン協定とは国境検査なしで国境を越えられるというもので、
シェンゲン協定内であれば、
『180日間における最長90日まで』
滞在できます。
ヨーロッパをしっかりと走ろうと思うと
シェンゲン協定内の3か月は結構厳しいんです。
入国審査
私はスペインに入国しました。
スペインでは出国のチケットを持っているか聞かれませんでしたが、
聞かれる国や場合もあるそうです。
一度シェンゲン協定内に入国してしまえば、
協定内を出るまで出国審査はありません。
シェンゲン協定外の東欧も入国審査は厳しくありませんでした。
物価感覚
アメリカと一緒でヨーロッパは自転車で旅行する分には
安上りです。
基本的には野宿はしやすく、大きな町には必ずホステルがあるので、
たまの宿泊もそこまでコストはかかりません。
また食品もですが、特にお酒が激安です。
スペインではワインが1本1ユーロ。ビール350㎜が0.22ユーロと
信じられないほど安かったです。
ルートの選び方
ヨーロッパ走行が意外と難しいと思う理由に、ルートの選び方があります。
私はヨーロッパに入る前は南米を走っていました。
南米はそこまで道の選択肢があるわけではなく、
多くのサイクリストが大体同じようなルートを走る為、
情報も集まりやすく、自然と面白い道を選ぶことが出来るんです。
同じような感覚でヨーロッパに入ったのですが、ヨーロッパは全く違いました。
夏のヨーロッパは多くのサイクリストが走っていましたが、
みんなてんでバラバラのルートを走っており、
全然情報が集まらなかったんです。
私はとりあえず、あまり考えもせず
甘い響きに誘われ南仏の海岸線を走ってみました。
そこは山と海岸線が交互に現れる非常に綺麗な所でしたが、
通り抜けるのがストレスになるほど大変な大きな街を
一日にいくつも抜けなければならなかったり、
野宿がとてもしづらかったりと
あまり自転車旅行向きではありませんでした。
野宿しづらい地域も
まさに南仏の事ですね。苦労しました。
地中海沿岸はリゾートが多く、
とにかくテントを張れるスペースがなく大変でした。
また大都市を結ぶような主要な幹線道路も大変でした。
ただ内陸部や山岳地帯は、
むしろ自由にテントを張れてしまえるというくらい
気持ちのよく張りやすい場所が多かったです。
標識が分かりずらい
大都市を結ぶ幹線道路の標識が分かりづらいです。
基本は次の町を示す標識を頼りに進むのですが、
次の町を目指す標識は全て高速道路に誘われます。
回避しようにも下道のルートの標識がなく、
下道がどこなのか全く解らなかったりしました。
フランス語が難しい
ヨーロッパ走行だと必ずフランスは通ると思うのですが、
フランス語は本当に発音が難しく
全く伝わりませんでした。
現地の言葉が全く分からないという事は、
いつもの事なのですが、何が困るかというと
町の名前ですら、フランス語の読み方と発音が独特で
全く理解してもらえなかった事です。
大抵道を聞くときは
言葉が分からなくても、町の名前を言えば伝わります。
フランスはそれが出来ないのが、非常に困りました。
まとめ
まさかのヨーロッパ批判の様なポストになってしまいましたが、
全体的にヨーロッパは治安も良くて歴史も自然も素晴らしく、
是非走ってほしい地域です。
下調べさえ行えば、
ヨーロッパは非常に自転車旅行向きです。
中でもやはりアルプス山脈は外せないスポットだと思います。
個人的にはアドリア海沿岸も大好きでした。